地域生態系への回帰―急傾斜地に樹林を復元する新しい理念と戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784829921722
  • NDC分類 513.3
  • Cコード C0051

内容説明

土壌学、土壌微生物学、森林生態学、景観生態学、水質環境学、地域大気環境学…現地生態系を考慮した急傾斜岩盤緑化工法試験の記録。

目次

地域環境を守り、創造する法面緑化への発想の転換(今なぜ環境と調和した法面緑化が重要か;土の生態系を取り戻す ほか)
急傾斜岩盤における生態系復元緑化の基本理念(失われた土壌生態系の復元;地域の森林生態系や土壌生態系の把握)
温井ダムサイトの急傾斜岩盤における生態系復元緑化試験(1997‐2000)(温井ダム周辺の森林土壌生態系の把握;失われた土壌生態系の復元のための方策 ほか)
急傾斜岩盤法面における新しい生態系復元型緑化工の提案(従来工法の利点と課題;新しい生態系復元型の急傾斜岩盤緑化工(連続繊維補強土工法と不織布シート工法の利点の組み合わせと課題の解消)の提案)

著者等紹介

丸本卓哉[マルモトタクヤ]
1942年福岡県生まれ。山口大学副学長、農学部教授、農学博士。現在、土壌中の微生物バイオマスをめぐる養分循環に関する研究を行ってきたが、最近は共生微生物を用いた緑化や環境修復を手がけ、雲仙普賢岳や中国の荒廃地の修復に飛び回っている

河野憲治[コウノケンジ]
1948年広島県生まれ。広島大学大学院・生物圏科学研究科教授、農学博士。現在、「土壌中における微生物バイオマスN、P、Sの動態と添加有機物との関連」、「植物根域におけるN、P、Sの動態に果たす微生物バイオマスの役割」などを主な研究テーマとし、最近は土壌生態系―特に土壌微生物を活用した環境修復・浄化に関心を寄せている
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