虫を愛し、虫に愛された人―理論生物学者ウィリアム・ハミルトン 人と思索

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  • サイズ B6判/ページ数 167p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784829921487
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0045

目次

ハミルトン、自身を語る(虫との日々―埋葬の計画;第九回京都賞受賞講演 ショーハムとダウンの間―自然の美への鍵を求めて;クリスマス・レター―W・ハミルトンから伊藤嘉昭へ)
ウィリアム・ハミルトン追悼(理論家でかつ虫屋だった―ハミルトンさんを悼む;雲をつかむ話―あるいは、つかみそこなった雲;チンパンジーの糞―ハミルトン最後の旅;ウィリアム・ハミルトン―その仕事)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

A.Sakurai

3
血縁淘汰で知られるハミルトンの短い自伝があると伊藤嘉昭「楽しき挑戦」で知ったのが本書.2000年に亡くなった直後に追悼として出版されたものだ.非常に興味深かったのが京都賞受賞講演の文章だ.人にはヒトが好きな人とモノが好きな人がいる.彼自身はモノ派で,進化論を仕事と定めたのもそれが世界という「巨大な機械のメカニズムを照らすたいまつ、一つの大きな系図を開く鍵」だからという.これは私自身が進化論に感じる面白さを端的に言い表している.2017/06/27

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