内容説明
平地から山地で比較的よく目にするイネ科植物134種類を掲載。和名・学名、花期、分布など解説を記載したほか、花序の原寸大スキャン写真、部分アップ写真を掲載。巻末に索引が付く。
目次
イネ亜科
イチゴツナギ亜科
ササクサ亜科
ダンチク亜科
オヒゲシバ亜科
キビ亜科
著者等紹介
木場英久[コバヒデヒサ]
1962年、東京都生まれ。桜美林大学リベラルアーツ学群准教授。専門はイネ科の分類
茨木靖[イバラギヤスシ]
1971年、神奈川県生まれ。徳島県立博物館主任学芸員。専門はイネ科の分類
勝山輝男[カツヤマテルオ]
1955年、神奈川県生まれ。神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員。専門はカヤツリグサ科の分類(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
80
日本全国の平地~山地で比較的よく目にするイネ科植物134種類が掲載されている。スキャン写真で掲載されているので部分的には原寸大だ。街中でも郊外でも暑さに負けず寒さに負けず踏み倒されても丈夫な種類が多いがその名前が何か問われてもまず答えられそうなのはエノコログサ。そのエンコログサにも3種類あってやっぱり植物界は深い、深すぎるなあ。ススキや芝、大麦、小麦もイネ科、そしてトウモロコシもイネ科とは知りませんでした。図書館本2018/07/10
6haramitsu
1
ちょっと専門的な記述で、もうちょっと身近な解説があるといいな。 家のちかくの謎に繁茂してる雑草名が知りたくて図書館で借りた「メリケンカルカヤ」要注意外来生物だった(^_^;) 同じイネ科でもいろんな形があるのね。2023/12/12
tabecko22
0
竹笹類以外のイネ科の草のスキャンがいっぱい載ってる図鑑。 雑草の名前が知りたかったので購入し、地元の自然観察会に良く持参して、参照している。 文一のハンドブックシリーズ一般がそうかもしれないが、スキャンの印刷がキレイなのが良い。 花の構造の専門用語が未だに理解出来てないけれど、ページパラパラめくって手元の実物と絵合わせして使ったりします。