著者等紹介
戸塚学[トズカガク]
1966年、愛知県生まれ。高校3年生の時写真に興味を持ち、幼少から好きだった自然風景や生き物を撮影する。20歳のとき、アカゲラを偶然撮影できたことから野鳥の撮影にのめり込む。“生き物の体温、ニオイを感じられる写真を撮りたい”と思い続けて撮影を続ける。また現在は、野鳥や生き物を取り巻く環境に目を向けた撮影も進行中。作品は雑誌、コマーシャル、カレンダー等に多数発表。日本野鳥の会会員、西三河野鳥の会会員、NPO法人希少生物研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamakujira
5
鳥を撮影した56葉の写真に、撮影時の状況や解説を添えた写文集。虹を背負ったイソヒヨドリやコバルトブルーの海を背景にしたシロアジサシという美しい写真もあれば、嘴が折れたチュウシャクシギや犬に咬み殺されたツカツクリという痛々しい写真もあり、また大量のミミズを咥えたトラツグミや蓮の花に登るヨシゴイなんて珍しい一瞬をとらえた写真もある。けれど、電話ボックスで涼むコアホウドリとか、ウソの解説板にとまるウソのペアとか、コミカルな写真が印象に残る。意図しない可笑しさに鳥のたくましさを感じて楽しい。 (★★★☆☆)2021/07/22
ずん
0
かわいいだけじゃなくて、思わずぷっと吹き出してしまうような写真や文がナイス!2012/01/26
gachin
0
鳥にはしばしは氷がくっついてる。チュウヒは口から大量の水を零す。エゾフクロウの雛が樹上で寝る際、趾は必ずしも枝を掴んでない。白鳥はなぜか海に入ることがある。ハシビロガモは集団で渦を作って、プランクトンを集める。2025/01/06