目次
序論 方面委員創設を地域福祉史のなかに位置づけるために
総論 近代大阪の福祉と民衆世界
第1部 警察社会事業の開始(明治期孤児院と財団法人弘済会の創設;警察社会事業と方面委員制度の創設;都市民衆騒擾期の大阪府警察)
第2部 大阪府方面委員制度の創設(米騒動後の都市地域支配と方面委員の活動;部落改善事業としての大阪府方面委員制度;近代大阪の福祉構造と方面委員)
第3部 米騒動後の警察社会事業(部落事務員について;警察社会事業と武田慎治郎の感化実践―大阪府立修徳館と武田塾)
結論 近代大阪における方面委員制度創設の歴史的意義
著者等紹介
飯田直樹[イイダナオキ]
1971年千葉県に生まれる。1993年大阪市立大学文学部卒業。2000年大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、大阪歴史博物館主任学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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