出版社内容情報
米国人記者が暴いた「中国の戦争宣伝」の内幕。1938年、アメリカの国際特派員フレデリック・V・ウィリアムズは、満洲・中国・日本を縦横に取材し、中国の巧妙な宣伝戦とソ連の影響力を克明に記録した。その著書『Behind the News in China』は、当時の欧米メディアではほとんど語られなかった“もう一つの戦争の姿”を世界に示した衝撃のルポルタージュである。今回の増補改訂版では、2009年版刊行後に判明した著者の新たな経歴や未発見だった論文を収録。現場を自ら歩き、見たままを書き記した一次証言は、戦争と情報操作の関係を読み解く上で貴重な史料である。歴史の真相を知りたい人、戦争とプロパガンダの研究者にも必読の一冊。
【目次】
解 説
第1章  極東の現状、その全体の俯瞰図
第2章  西安事件と頻発する日本人虐殺事件
第3章  第二次上海事変の内幕
第4章  残虐きわまる中国軍を糊塗するプロパガンダ大戦略
第5章  日本のアジアに対する崇高な使命感
第6章  パネー号事件と対米プロパガンダ大作戦
第7章  阿片を蔓延させる日本というプロパガンダ
第8章  中国人と日本人を比較する
第9章  チャイナタウンの暗殺団と中国の軍閥
第10章  反日を煽る偽写真
第11章   ソ連の中国侵略を阻止しようと戦う日本
第12章   宣教師の善意を利用して日本軍の悪を宣伝する
第13章   広東と漢口の陥落、そしてその後の展望
後日譚
【目次】
解 説
第1章  極東の現状、その全体の俯瞰図
第2章  西安事件と頻発する日本人虐殺事件
第3章  第二次上海事変の内幕
第4章  残虐きわまる中国軍を糊塗するプロパガンダ大戦略
第5章  日本のアジアに対する崇高な使命感
第6章  パネー号事件と対米プロパガンダ大作戦
第7章  阿片を蔓延させる日本というプロパガンダ
第8章  中国人と日本人を比較する
第9章  チャイナタウンの暗殺団と中国の軍閥
第10章  反日を煽る偽写真
第11章   ソ連の中国侵略を阻止しようと戦う日本
第12章   宣教師の善意を利用して日本軍の悪を宣伝する
第13章   広東と漢口の陥落、そしてその後の展望
後日譚
内容説明
米国人記者が暴いた“中国の戦争宣伝”の内幕―。一九三八年、現地取材を敢行した米国特派員フレデリック・V・ウィリアムズは、中国の背後で糸を引くソ連の影と、巧妙に作られたプロパガンダの実態に気づく。本書は、当時の欧米世論が知らなかった“不都合な真実”を記録した禁断のルポルタージュ。著者の新たな経歴や新発見の論文を追加収録した増補改訂版は、情報が武器となる時代にこそ読みたい、戦争とメディアの本質に迫る決定版である。
目次
第1章 極東の現状、その全体の俯瞰図
第2章 西安事件と頻発する日本人虐殺事件
第3章 第二次上海事変の内幕
第4章 残虐きわまる中国軍を糊塗するプロパガンダ大戦略
第5章 日本のアジアに対する崇高な使命感
第6章 パネー号事件と対米プロパガンダ大作戦
第7章 阿片を蔓延させる日本というプロパガンダ
第8章 中国人と日本人を比較する
第9章 チャイナタウンの暗殺団と中国の軍閥
第10章 反日を煽る偽写真
第11章 ソ連の中国侵略を阻止しようと戦う日本
第12章 宣教師の善意を利用して日本軍の悪を宣伝する
第13章 広東と漢口の陥落、そしてその後の展望
著者等紹介
ウィリアムズ,フレデリック・ヴィンセント[ウィリアムズ,フレデリックヴィンセント] [Williams,Frederic Vincent]
1890年生まれのアメリカ人。少年時代に外人部隊に所属したり各地を放浪したりする冒険者のような生活を続け、その見聞を新聞紙上で発表することからジャーナリストの道に進む。サンフランシスコの新聞記者としてチャイナタウンの抗争事件を取材して有名となる。日中戦争の起こる前から極東を取材旅行しながら共産主義の危険性に注目して、親日的立場から本書を執筆した。日米関係の悪化を懸念しつつ、ラルフ・タウンゼントらとともに発言を続け、真珠湾攻撃後にタウンゼントと同じく逮捕され16ヵ月から4年という不定期刑を言い渡される。戦後、1956年にThe Martyrs of Nagasaki(長崎の殉教者)という本を出版している。死没年は不明
田中秀雄[タナカヒデオ] 
1952年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。日本近現代史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 
                  - 和書
 
- 全国公民館名鑑


 
               
               
              


