出版社内容情報
満洲国建国7年目の1940(昭和15)年に創建され、わずか5年で満洲国崩壊とともに廃絶となった2つの宗教施設が果たした役割とは……
建国神廟 とは……天照大神をまつる満洲国版「宮中賢所」
建国忠霊廟 とは……五族(日韓満蒙漢)の英霊(戦没者)をまつる満洲国版「靖國神社」
満洲国皇帝溥儀と関東軍が深く関与したこの双廟の興亡から読み解く“もうひとつの満洲史”
建物、儀式、人物など貴重な写真63枚収録
内容説明
建国神廟とは…天照大神をまつる満洲国版「宮中賢所」。建国忠霊廟とは…五族(日韓満蒙漢)の英霊(戦没者)をまつる満洲国版「靖國神社」。満洲国皇帝溥儀と関東軍が深く関与したこの双廟の興亡から読み解く“もうひとつの満洲史”。建物、儀式、人物など貴重な写真63枚収録。
目次
第1章 満洲国誕生と皇帝
第2章 双廟の建設過程
第3章 建国神廟と忠霊廟の鎮座祭
第4章 双廟の全貌
第5章 満洲国の国儀―神祭りの実態
第6章 皇帝溥儀と日本人
第7章 双廟の最後
第8章 むすび―東京裁判のゆくえ
著者等紹介
嵯峨井建[サガイタツル]
昭和23年石川県生まれ。國學院大學神道学専攻科修了。賀茂御祖神社禰宜。現在、京都國學院講師。神道学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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