習近平の軍事戦略―「強軍の夢」は実現するか

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  • サイズ A5判/ページ数 284p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784829508602
  • NDC分類 392.22
  • Cコード C3031

出版社内容情報

軍事力を強化し、「強軍目標」を掲げて改革を進める中国をどう捉えるのか

習近平政権2期10年の軍事改革を詳細に分析し、これまでの指導者との違い、今後の改革の行方を探る



?中国の軍事戦略は、戦争形態の変化に伴ってどのように変化してきたか

知能化戦争、グレーゾーン、ハイブリッド戦争、モザイク戦、情報化戦争、認知戦、超限戦、エコノミック・ステイトクラフトなどの新たな戦争をめぐる中国の概念を紹介する。



?人民解放軍が中国共産党から離反しないのはなぜか

軍事改革への軍内の抵抗は存在するのか。

人事、政治・思想、資金・財務、組織の観点から党軍関係の頑強性を考察。

組織論的アプローチで「共産党の軍隊」としての側面が強化されてきたことを明らかにする。



?経済成長が限界に近づき、逓減していく中で、軍事力を増大し続けることができるのか

新たな「人民戦争」とも呼ぶべき「軍と民間との融合」の実態と、軍と社会との関係の変化を説明する。

中国の軍備管理・不拡散をめぐる二面性を指摘。

動員・徴用と宣伝教育・プロパガンダの二つの側面から「兵営国家」化を分析する。



目次

■第1部 習近平政権下の軍事戦略:中国が掲げる「強軍目標」とは何か

第1章 変化する戦争形態と軍事戦略 ――インテリジェント化した戦争への対応

第2章 中国の「ハイブリッド戦争」――「紛争連続体」としてのグレーゾーン

第3章 インテリジェント化した戦争 ――新たな戦争をめぐる中国の概念整理

第4章 新時代の軍事戦略と軍事改革 ――安全と発展をめぐるレトリック

補 論 「抑止メカニズム」の再検討 ――認識と「客観的」存在の関係から

■第2部 習近平政権下の党軍関係:軍が党から離反しないのは何故か

第5章 軍組織再編と「反腐敗闘争」――習近平の軍事改革と党軍関係の変化

第6章 軍事制度面における軍事改革 ――政治思想工作と軍事財務工作

第7章 強化される「共産党の軍隊」――軍中党組織制度の強化

■第3部 「兵営国家」化する中国:軍事力の増大は何をもたらすか

第8章 習近平の新たな「人民戦争」――軍民融合による国家安全

第9章 軍工企業の再編成と兵器開発 ――軍備管理・不拡散をめぐる二面性

第10章 中国の軍と社会との関係変化 ――動員、教育、プロパガンダ

第11章 「最高統帥」としての習近平 ――「大元帥」になる日は訪れるか

内容説明

軍事力を強化し、「強軍目標」を掲げて改革を進める中国をどう捉えるのか。習近平政権2期10年の軍事改革を詳細に分析し、これまでの指導者との違い、今後の改革の行方を探る。

目次

第1部 習近平政権下の軍事戦略:中国が掲げる「強軍目標」とは何か(変化する戦争形態と軍事戦略―インテリジェント化した戦争への対応;中国の「ハイブリッド戦争」―「紛争連続体」としてのグレーゾーン;インテリジェント化した戦争―新たな戦争をめぐる中国の概念整理;新時代の軍事戦略と軍事改革―安全と発展をめぐるレトリック;補論 「抑止メカニズム」の再検討―認識と「客観的」存在の関係から)
第2部 習近平政権下の党軍関係:軍が党から離反しないのは何故か(軍組織再編と「反腐敗闘争」―習近平の軍事改革と党軍関係の変化;軍事制度面における軍事改革―政治思想工作と軍事財務工作;強化される「共産党の軍隊」―軍中党組織制度の強化)
第3部 「兵営国家」化する中国:軍事力の増大は何をもたらすか(習近平の新たな「人民戦争」―軍民融合による国家安全;軍工企業の再編成と兵器開発―軍備管理・不拡散をめぐる二面性;中国の軍と社会との関係変化―動員、教育、プロパガンダ;「最高統帥」としての習近平―「大元帥」になる日は訪れるか)

著者等紹介

浅野亮[アサノリョウ]
同志社大学法学部教授。修士(行政学)。国際基督教大学教養学部卒業。国際基督教大学大学院行政学研究科修了。専門は中国の対外政策、安全保障問題を主なフィールドとする現代中国政治

土屋貴裕[ツチヤタカヒロ]
京都先端科学大学経済経営学部准教授。安全保障学博士。慶應義塾大学環境情報学部環境情報学科卒業。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。防衛大学校総合安全保障研究科後期課程卒業。在香港日本国総領事館専門調査員などを経て現職。専門分野は、公共経済学、国際政治経済学、安全保障論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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つわぶき

4
習近平政権発足以来の軍事力を焦点とした各種改革の内容と推移を解説した本。全体的に習近平による指導の影響が色濃く反映され、「総体国家安全保障観(安全保障の範囲を極めて広範に適用し、その実現に向けてあらゆる手段を用いようとする観念)」の下、人民解放軍の組織改革、運用の現代化(先端技術を用いた領域横断作戦能力の向上)及び兵器の現代化を実施しつつ、「軍民融合」の理念の下、兵器の開発と生産等に係る民間力の動員を推し進めることで、経済成長の限界が見えつつある中でも軍事力強化と経済成長との両立を図ろうとしている(続く)2023/06/27

guanben

1
習近平政権下の軍事戦略における概念(超限戦、知能化戦争、情報化戦争等)や人事、政治・思想、資金・財務、組織からみた党と軍の関係を解説。軍事改革は党(習近平)主導という思想面だけでなく、資金や組織体制構築を含めた幅広いもので、経済成長は鈍化しながらも、軍備増強は確実に進んでいることを指摘。習一強体制が終わったら、相当混乱しそうな感じがする。2023/10/28

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