内容説明
品川は江戸ではなかった！二割に満たない土地に商人、職人、犬猫がひしめく町。象も駱駝もやって来る、両国と浅草の見世物小屋が大盛況！リサイクルは江戸人の基本技。江戸にもあった「百円ショップ」。シャンプーは月１回。江戸時代の税金事情 長屋の住人は無税！軽い病は売薬で、流行病はひたすら祈る。一攫千金！富くじは夢の宝くじ。お城には国会・内閣・裁判所が完備。江戸の町をパトロールしていたのは精鋭の町方同心たった十二人。火消の面々は半鐘が鳴れば飛び出すファイアーファイター…江戸時代に関わる蘊蓄を集めた豆知識の事典！６つのカテゴリーの３００項目。すべて挿絵つき。
目次
第１章 天文―江戸の暦・江戸の四季
第２章 地理―江戸時代の日本と御府内
第３章 生業―江戸の商いとお金事情
第４章 暮らし―江戸時代の衣食住
第５章 遊び―男の遊び、女の遊び
第６章 社会―町を守る町方と火消
著者等紹介
飯田泰子［イイダヤスコ］
東京生まれ、編集者。企画集団エド代表。江戸時代の庶民の暮らしに関わる書籍の企画編集に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ミツツ
28
時代物を読んでいると「？」な事案があるけれど、この1冊があればもう大丈夫。時の呼び方やお寺との関わり方など、知っているとさらに読書が楽しめそう。2021/07/19
みっちぃ
9
江戸時代の「社会」をカテゴリー別に細かく解説した豆知識集。時代劇や時代小説で見聞きする用語が沢山でてくる。図絵などの挿絵も豊富で、本文を読む他に挿絵を細かく見ていたもので、読了まで時間がかかった。参考資料として、挿絵に使用された浮世絵などが巻末に紹介されているので、国会図書館とかのデジタルライブラリーなどにあったらぜひみてみたい。 くずし字の勉強も、1年半ぶりに「やらないとなぁ」と思った。2021/08/29
tama
7
図書館本 新刊案内で 見開きで1テーマ。知ってることも初めてのことも。頭から順に読むのもいいけど、1テーマ読んだら一度本閉じて、気の向くままに開いた頁を読むのがいいかも。捨てるものがないほど修理屋が回ってくるし、なんと蠟燭の溶けて固まった蝋とか、竈の灰、酒、醤油などの入ってた樽、使い古しの欠け汁椀も「買いに来て」くれた！！税金とは呼ばないが年貢は農民なら必ず。住民税に匹敵するのは町名主、地主が義務。長屋の衆は無税！？働いた分全部自分のもの！！所得税すらない！2021/04/16
Go Extreme
1
天文ー江戸の暦・江戸の四季：一年が十三カ月の年もあった 月の動き 月々に行事 日出から始まる 地理ー江戸時代の日本と御府内：品川は江戸ではなかった 江戸城 御府内の半分以上は武家地 江戸の海 日本一の盛り場＝浅草・両国 生業ー江戸の商いとお金事情：日々の暮らしを支える町角の商人 働き方事情 再利用 修理屋 レンタル 物売り 印判 金銀銭 職人商品の給金 税金 暮らしー江戸時代の衣食住：町場の暮らしはどんぐりの背比べ 遊びー男の遊び、女の遊び：天下御免の色町、芝居町、大相撲 社会ー町を守る町方と火消2021/04/08
