海洋戦略入門―平時・戦時・グレーゾーンの戦略

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海洋戦略入門―平時・戦時・グレーゾーンの戦略

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  • サイズ 46判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784829507971
  • NDC分類 329.23
  • Cコード C3030

内容説明

軍事戦略だけでなく、商船・商業港湾など「公共財としての海」をめぐる戦略まで幅広く取り上げた総合入門書。海洋戦略の双璧マハンとコーベットを中心に、ワイリー、リデルハート、ウェゲナー、ルトワック、ブース、ティルなどの戦略理論にまで言及。A Brief Guide to Maritime Strategy,2019の完全日本語訳。

目次

第1章 シーパワーの作り方(海とは何か?;シーパワーとは何か?;誰が正しい素質を有しているかを測定する:マハンの「シーパワーの要素」)
第2章 好循環を維持する方法(本国と海外の商業海港;本国と海外の軍港;軍港の候補者を評価する:君たちの地図を見よ;船舶:商船隊;艦艇:海軍;海に対する戦略的意志)
第3章 海軍はなにをするのか(戦略の不変性;外交的役割;警察的役割;グレーゾーンにおける警察的役割と軍事的役割の協力;軍事的役割;特別な例:「累積」作戦;トラブルメーカー戦略:分遣隊による戦争;新しくつくられた古いアイディア:接近拒否と領域拒否;マキャベリの警告:文化に気を配れ)

著者等紹介

ホームズ,ジェームズ[ホームズ,ジェームズ] [Holmes,James Ronald]
1965年生まれ。米海軍大学(Naval War College)J.C.ワイリー海洋戦略講座教授。バンダービルト大学の予備役将校訓練課程(ROTC)卒業後海軍士官に任官。戦艦ウィスコンシンに砲術士兼応急士として乗り組み湾岸戦争に従軍。その後サルヴェ・レジーナ大学で国際関係論の修士号(MA)、米海軍大学で国際安全保障及び戦略研究の学位(Diploma)、プロビデンス大学で数学の修士号(MA)、タフツ大学のフレッチャースクール法律外交大学院で法と外交の修士号(MA)、同大学で国際関係論の博士号(Ph.D.)を取得。2002年からジョージア大学で教鞭をとり、2007年から米海軍大学の准教授、2017年から教授。25冊以上の著書がある

平山茂敏[ヒラヤマシゲトシ]
1965年生まれ。防衛大学校防衛学教育学群教授(戦略教育室)。防衛大学校を卒業後、海上自衛隊で勤務。英国統合指揮幕僚大学(上級指揮幕僚課程)卒業。ロンドン大学キングスカレッジで修士号(MA)を取得。防衛学修士。護衛艦ゆうばり艦長、在ロシア防衛駐在官、海上自衛隊幹部学校防衛戦略教育研究部戦略研究室長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バルジ

3
「海洋戦略」についてマハンとコーベットの理論を中心に語る入門書。マハンを「強者の戦略」と評し、弱者の側の戦略を語ったコーベットについて米海軍も学ぶべきとする。本書は入門書であるが語られる内容を概観するに中国を中心とする現状変更勢力を念頭にお出でいるのは明らかだろう。グレーゾーンや「弱者の戦略」コーベットを語る部分には現在の米海軍が置かれている劣勢勢力への危惧を語っている。一方「強者の理論」であるマハンを中国が模倣するのも当然の帰結である。本書はそうした国際情勢・軍事バランスの変化を意識する上でも最適である2023/05/13

てっき

1
以前ツイッターで触れられていて気になっていた本。中身は米海大の教授による海洋の価値と、その中で主要なアクターとなる海軍について、マハンを主軸としつつ、コーベットやワイリー等の海洋に触れた戦略家たちを参照しながら述べたもの。著者自身が言っているが、忙しくて時間の取れない若手海軍士官に向けて、自分の仕事が戦略の視点からどういう地位役割を与えられているのか、を認識させる端緒として活用してもらうことを主として記述されているので、米海軍の戦略ぅみたいなものを期待した場合、肩透かしを食らう。入門として活用するのが吉。2021/02/27

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