内容説明
終戦後、広島・長崎をはじめ全国を駆け回り、悲しみの中にある人たちを励まし続け、敗戦国日本の再建策を提言した石原莞爾晩年の姿を、日記と多くの資料、証言をもとに描いたドキュメント。
目次
終戦と石原莞爾
戦後の第一声は「言論の自由」
再生日本の道
新日本の建設
迫りくる戦犯容疑
極重軍事裁判 石原が斬る
石原莞爾、戦犯を望む
西山農場と百姓将軍
極東軍事裁判酒田法廷
西山農場に理想郷づくり
死の床で遺言「新日本の進路」と「日蓮教入門」を書く
立ち渡る
付録 敗戦直後の石原莞爾の第一声―「世界文化の達観と心よりの懺悔」(毎日新聞)
著者等紹介
早瀬利之[ハヤセトシユキ]
1940年(昭和15年)長崎県生まれ。昭和38年鹿児島大学卒業。石原莞爾研究者。日本ペンクラブ会員、満州研究会会員。関東戸山流居合剣道会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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