出版社内容情報
“書かずには死ねない!”当事者による東大全共闘運動の総括と、社会主義社会への展望を提示する5冊シリーズ本。
第4巻は、戦後の社会主義運動が頓挫した理由、資本主義システムに重要な役割を果たした「金融」の摩訶不思議などを論ずる。
第1章 社会主義国家建設の失敗と社会主義運動の沈滞化
1.ネックであり続けた旧ソ連の農業/2.中国文化大革命と提起された分業の克服/3.さまざまに試みられたがいずれも不如意の社会主義構想
第2章 金融資本の天下(自由金融制資本主義の時代)
1.バブルの発生と崩壊を必然とする資本主義/2.自由金融制資本主義の時代へ
第3章 リベラリズムのたそがれ(現代の正義、倫理、私有、および「覇権」)
1.リベラリズムの歴史伝統を否定する新自由主義の席巻/2.こんにちの世界に普遍する「価値観」とは何か
第4章 「自由金融制資本主義」の中での世界
1.急進イスラム主義運動の衝撃/2.アメリカの覇権状態は続くのだが……/3.動揺収まらない世界
第5章 資本主義の賞味期限
1.無限の成長を存続条件とする資本主義/2.インパクトあるイノベーションを励起できる可能性につく疑問符
高口 英茂[タカグチ ヒデシゲ]
1945年北海道帯広市生まれ。1968年東大全共闘運動参画。1981年?クリオ設立、代表取締役。2011年、病を得て離職。
内容説明
“書かずには死ねない!”当事者による東大全共闘運動の総括と、社会主義社会への展望を提示。第4巻は、戦後の社会主義運動が頓挫した理由、資本主義システムに重要な役割を果たした「金融」の摩訶不思議などを論ずる。
目次
第1章 社会主義国家建設の失敗と社会主義運動の沈滞化(ネックであり続けた旧ソ連の農業;中国文化大革命と提起された分業の克服;さまざまに試みられたがいずれも不如意の社会主義思想)
第2章 金融資本の天下―自由金融制資本主義の時代(バブルの発生と崩壊を必然とする資本主義;自由金融制資本主義の時代へ)
第3章 リベラリズムのたそがれ―現代の正義、倫理、私有、および「覇権」(リベラリズムの歴史伝統を否定する新自由主義の席巻;こんにちの世界に普遍する「価値観」とは何か)
第4章 「自由金融制資本主義」の中での世界(急進イスラム主義運動の衝撃;アメリカの覇権状態は続くのだが…;動揺収まらない世界)
第5章 資本主義の賞味期限(無限の成長を存続条件とする資本主義;インパクトあるイノベーションを励起できる可能性につく疑問符)
著者等紹介
高口英茂[タカグチヒデシゲ]
1945年北海道帯広市生まれ。1968年東大全共闘運動参画。1981年(株)クリオ設立、代表取締役。2011年、病を得て離職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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