内容説明
朝鮮戦争を機に新設された治安組織の創設経緯から、保安隊への移行期まで、組織の実像を第一期生の実体験でリアルに描く。
目次
序章 再軍備への坂道
第1章 警察予備隊の創設(創設準備とGHQ;緊急体制下での隊員募集;部隊の配置)
第2章 警察予備隊の訓練(米軍指導下で行われた初期の訓練;教材の整備も付け焼き刃)
第3章 警察予備隊員の福利厚生(共済組合の活動;厚生施策の重視;衛生、医療の充実)
第4章 警察予備隊の発展(保安隊への移行;基幹要員の育成)
終章 再軍備の行方
著者等紹介
佐藤守男[サトウモリオ]
1932年三重県生まれ。1999年北海道大学大学院法学研究科公法専攻博士課程修了、博士(法学)。現在、北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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