沖縄大学地域研究所叢書 売場の科学―セルフサービスでの買い方と売り方

渡辺 隆之【著】

芙蓉書房出版（2014/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 238p／高さ 21cm
• 商品コード 9784829506387
• NDC分類 673.7
• Cコード C0034

内容説明

“売れるしくみ”をどうつくるか。発想を変えれば“まだまだ売れる”。ネット小売業は怖くない、いまこそリアル店舗復権の時！オムニチャネル時代の売場活性化の基本と応用を、たくさんの事例を紹介し徹底解説。メーカー、流通業約４０社の協力により開催された沖縄大学公開講座「購買の科学」の講義内容を大幅に加筆修正。

目次

第１章　小売店舗経営の根源的な課題の整理と店舗・売場マネジメントの基本の整理
第２章　ＩＳＭ（インストア・マーチャンダイジング）の視点
第３章　売場づくりの基本と手順
第４章　購買者視点からの小売経営課題の整理
第５章　「購買価値」の向上と価値判断の容易化
第６章　マンネリ化しないＩＳＰ（インストア・プロモーション）
第７章　ＩＳＰ（インストア・プロモーション）の諸視点
第８章　カテゴリー・マネジメントの諸視点
終章　新しいマーケティングの発想と方法

著者等紹介

渡辺隆之［ワタナベタカユキ］
１９５４年東京に生まれる。１９７７年学習院大学経済学部卒業。１９７９年早稲田大学大学院商学研究科博士前期課程修了。（株）イトーヨーカ堂（企画室）を経て、１９８６年（財）流通経済研究所入所。１９９１年学習院大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。この間に、流通経済研究所にて主席研究員、理事を経て、１９９２年創価大学経営学部勤務、２０００年創価大学経営学部教授。東京経済大学、東京理科大学などで講師。２０１１年沖縄大学法経学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[けー]

小売店頭でお客がどういったプロセスで購買に至っているのかを紐解いたものとなっている。消費者の心理的な意識が書かれているため参考になった。最終的な着地点として、消費者の買う・買わないをマーケティングに結びつけているところは斬新だった。でも、確かに店頭で商品を買うかどうかはマーケティングの時点で決まっており、商品を売るセールスがいる意味はそれとは異なる部分を追求しなくてはならないと知った。

2015/12/29