内容説明
中国を知り尽くした戦略家が、戦略の逆説的ロジックを使って中国の台頭がいかに自滅的なものかを解説した異色の中国論。
目次
“反発なき強国化”がまちがっている理由
時期尚早の自己主張
「巨大国家の自閉症」を定義する
中国の行動における歴史の影響
中国の台頭で生じる地経学的反抗
中国の強固化とそれにたいする世界の反応
無視できない歴史の比較
中国は成功を約束する大戦略を採用できるか?
戦略における古代の愚かな知恵
歴史の記録から見える戦略面での能力〔ほか〕
著者等紹介
ルトワック,エドワード[ルトワック,エドワード] [Luttwak,Edward N.]
ワシントンにある大手シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の上級アドバイザー。戦略家であり、歴史家、経済学者、国際アドバイザーとしての顔も持つ。国防省の官僚や軍のアドバイザー、そしてホワイトハウスの国家安全保障会議のメンバーを務めた経歴もあり。米国だけでなく、日本を含む世界各国の政府や高級士官学校でレクチャーやブリーフィングを行う。1942年、ルーマニアのトランシルヴァニア地方のアラド生まれ。イタリアやイギリス(英軍)で教育を受け、ロンドン大学(LSE)で経済学で学位を取った後、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で1975年に博士号を取得。同年国防省長官府に任用される
奥山真司[オクヤママサシ]
1972年生まれ。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学卒業。英国レディング大学大学院博士課程修了。戦略学博士(Ph.D)。国際地政学研究所上席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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