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登戸研究所から考える戦争と平和

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  • サイズ A5判/ページ数 174p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784829505106
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0021

内容説明

登戸研究所の活動を知ることは、戦争には必ず存在する裏面(一般に秘匿され報道されない側面)から戦争の全体像を捉え直すことであり、戦争と科学技術との関係をあらためて検証することでもある。登戸研究所という特殊な研究所の考察を通して、戦争と平和、戦争と科学技術の関係性、平和創造の重要性を考える。

目次

「平和創造」のために戦争を学ぶ意義
登戸研究所は何のために設置されたのか
明治大学平和教育登戸資料館の紹介
登戸研究所の「秘密戦」(1)風船爆弾と電波兵器
登戸研究所の「秘密戦」(2)スパイ兵器
登戸研究所の「秘密戦」(3)生物・化学兵器
登戸研究所の「秘密戦」(4)偽札製造と偽札作戦
登戸研究所で働いていた人々
登戸研究所と他の研究機関との関係
登戸研究所と本土決戦
秘密戦関係者の免責過程と戦後の登戸研究所
日本軍の軍事思想と登戸研究所
戦争遺跡としての登戸研究所
戦争遺跡保存運動の取り組みの意義と広がり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aeg55

2
「ヤマ機関」の流れから「登戸研究所」を知るべく読んだ 日中戦争における"秘密戦"という謀略の大元であった研究所内は、意外にも自由な雰囲気だったというギャップがすごい 2年前から多摩地区の戦争遺産を見て回り、"軍事要塞化された多摩"という仮説を持ったが、それが間違いではなかった事を確認した 今 近いうちに、登戸研究所資料館を見に行こうと思う2018/07/28

Greensky

0
「秘密戦」という言葉をこの本ではじめて知った。古い建物や記憶、記録は意識して残そうとしなければ消えてしまうということを切に感じた。2016/04/27

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