沖縄大学地域研究所叢書<br> マレビト芸能の発生―琉球と熊野を結ぶ神々

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沖縄大学地域研究所叢書
マレビト芸能の発生―琉球と熊野を結ぶ神々

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  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784829505090
  • NDC分類 386.8
  • Cコード C0039

内容説明

民俗学者折口信夫が提唱した“マレビト”概念をもとに琉球各地に残る仮面・仮装芸能を映像民俗学の手法で調査。日本人の心象における来訪神・異人伝説の原型を探求する。

目次

第1章 琉球弧のマレビト芸能への眼差し―来訪する神々の姿かたちを求めて(プロローグ―小浜島でのインスピレーション;マレビト芸能「ダートゥーダ」の甦り―来訪神が顕現する原風景)
第2章 琉球弧の神話世界―“サルタヒコ”と“アメノウズメ”の芸態モティーフ(祭祀空間の“神話イメージ”―琉球神話と記紀神話をめぐる「マレビト」論;祭祀空間における“トリックスター”的存在―琉球弧に出現する「神遊び」空間論)
第3章 琉球弧におけるマレビトの図像―マレビトの「仮面/仮装、芸態」をめぐるイメージ論(マレビトの身体論―マレビト芸能の仮面/仮装、杖、団扇;マレビトの神話的芸態―来訪神の棒踊りと修験道的所作)
第4章 マレビト芸能にまつわる熊野権現信仰―琉球弧から熊野権現へとむすぶ視線(琉球弧と熊野神話圏をむすぶ線―神々のイメージは熊野から来たのか;球琉弧と熊野神話圏をつなぐ他界観―マレビト芸能をめぐる海上信仰と山岳信仰;マレビト芸能における神々のイメージ―異形の神に対する畏怖心と鎮魂祈願)
第5章 マレビトが来訪した「海上の道」―黒潮の流れに乗ってきたマレビト芸能(琉球と熊野をつなぐ“弥勒世”の他界観―補陀洛信仰と南波照間(パイパティローマ)信仰のつらなり
琉球と熊野をむすぶ眼差し―黒潮に乗ったマレビトの神々)

著者等紹介

須藤義人[スドウヨシヒト]
1976年神奈川県横浜生まれ。2000年早稲田大学社会科学部卒業(比較基層文化論)、2007年沖縄県立芸術大学大学院博士課程単位取得退学(芸術文化学)。現在、映像民俗学者(沖縄大学人文学部こども文化学科専任講師)、映画助監督(NPO法人沖縄映像文化研究所理事)。第四回「猿田彦大神と未来の精神文化」研究助成一席(2001年)、第六回「司馬遼太郎フェローシップ」(2003年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ナディ

21
猿田彦とダートゥーダ、補陀洛渡海による熊野信仰の伝播、ミルク神と中国南部の布袋信仰の結びつきなど、少し強引かも、と思いながら読んだ。ミルクユ=弥勒世の思想の裏にある自然災害や圧政下で生きていく為の希望にも似た信仰。もう少し、いろいろな比較や風習の紹介もらっているけど欲しかった。何とはなしに,真実からは遠い場所にある気がした。2016/01/11

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