内容説明
ムダな公共事業をなくせない、この国のあり方に鋭く斬り込む!八ッ場を見つめつづけた若手ジャーナリストが冷静に分析。
目次
第1章 これまでの河川政策とダム建設(戦前・戦後の日本における河川政策;ダム建設をやめた欧米諸国とダムに頼らない治水政策)
第2章 八ッ場ダム建設計画をめぐる問題点(八ッ場ダム建設計画とは?;八ッ場ダムをめぐる五つの問題点;八ッ場ダム関連事業と天下り)
第3章 八ッ場ダム建設計画をめぐる反対運動とコミュニティの変容(水没予定地域の群馬県長野原町;長野原町における住民運動;八ッ場ダム建設計画がもたらしたコミュニティの変容)
第4章 八ッ場ダム中止宣言への道のりと中止に伴う課題(八ッ場ダム中止宣言への道のり;八ッ場ダム中止に伴う課題)
著者等紹介
宮原田綾香[ミヤハラダアヤカ]
1984年群馬県高崎市生まれ。群馬大学社会情報学部卒業、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了。上毛新聞社記者を経て、現在はジャーナリスト。また、NPO法人公共政策研究所研究員として、八ッ場ダムをはじめ、公共政策について研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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