内容説明
日本人にとって、あの戦争は何だったのか？戦争というメカニズムの中で人為的政策の犠牲となった「特攻」をどう受けとめるのか？特攻作戦の実相をダイナミックに描くとともに、この戦法が生まれた背景・原因を探り、戦争指導者の責任を鋭く追及する！さらに、日本人の戦争観、国民性、国家戦略のあり方まで言及。
目次
第１章 特攻への途
第２章 特攻作戦
第３章 比島決戦と神風特別攻撃隊
第４章 沖縄戦と特攻
第５章 一億特攻
第６章 特攻作戦の諸相―征く者、送り出す者
第７章 特攻を生み出したもの
終章 特攻の遺訓
著者等紹介
西川吉光［ニシカワヨシミツ］
１９５５年大阪生まれ。大阪大学法学部在学中に国家公務員上級職（法律甲種）試験に合格、１９７８年防衛庁に奉職し、長官官房企画官、防衛庁及び防衛施設庁の各課長、防衛研究所研究室長等を歴任。この間、英国王立国防大学院等に留学。現在、東洋大学国際地域学部教授。法学博士（大阪大学）、社会科学修士及び国際関係論修士（英国リーズ大学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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