内容説明
「日本海軍戦略思想の創始者」佐藤鐵太郎の海軍戦略論を詳細な用語解説・注釈で読む！島国でありながら海洋国家という意識の欠落、シーパワーへの無理解に警鐘を鳴らす。日本の国家像と国策を軍事的視点から考察。
目次
『国防私説』（国防方針及程度 攻勢及守勢防禦 ほか）
『帝国国防論』（軍備；軍備の程度を定るに際し調査すべき事項 ほか）
『帝国国防史論』（軍備の目的；軍備の程度に関する研究 ほか）
『海軍戦理学』（緒論；戦略戦術変遷の概要 ほか）
『国防新論』（結論）
解題 佐藤鐵太郎その戦略思想の背景と歴史的意義（徳川幕府の国家戦略；佐藤の戦略思想 その評価の動向 ほか）
著者等紹介
石川泰志［イシカワヤスシ］
歴史研究家。１９５９年高知県生まれ。１９８５年日本大学大学院修士課程史学専攻修了。１９８６年國學院大學神道學専攻科修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakaji47
0
海軍は何故この思想を伝えなかったのか。解題も良し。2009/07/07
-
- 和書
- 二十世紀と私 中公新書
