内容説明
日清・日露戦争の豊富な研究に比べ大きく遅れている「北清事変」を日本および日本軍がどう動いたかという視点で分析した本格的研究書。防衛研究所図書館所蔵資料、イギリス国立公文書館、大英図書館オリエント・インド室所蔵資料を駆使。日本および列国の派兵状況を示す詳細な表覧を一括収録。
目次
第1章 「事件」から「事変」へ―一九〇〇年一月~六月
第2章 天津攻略―六月二三日~七月二一日
第3章 師団の派遣―七月二日~八月七日
第4章 北京進攻―七月三〇日~一〇月九日
第5章 営口・上海・厦門―六月~一〇月
第6章 撤兵、北京議定書―九月~一九〇二年四月
著者等紹介
斎藤聖二[サイトウセイジ]
1954年東京に生まれる。上智大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。茨城キリスト教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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