内容説明
日露戦争は、有色人種が初めて白色人種に勝った戦争。日本の勝利は、その後の世界にどんな影響をもたらしたのか?アジアはもちろん、ヨーロッパ・アメリカからアラブ諸国まで日露戦争が世界史をどう変えたのか、100年のスケールで検証する。
目次
序章 日露戦争の世界史的意義と各章の概要
第1章 日露戦争の概要―黄色人種が白色人種に勝利した戦争
第2章 日露戦争がヨーロッパ諸国に与えた影響
第3章 日露戦争がアジア諸国に与えた影響
第4章 日露戦争がアラブ社会に与えた影響
第5章 日露戦争と米国のネーバリズムと黄禍論
第6章 太平洋戦争への道―中国とソ連と米国
第7章 太平洋戦争と日本の民族独立運動支援
第8章 日露戦争百年の回顧―日本が世界史に刻んだ一世紀
著者等紹介
平間洋一[ヒラマヨウイチ]
横須賀市出身。1933年生まれ、防衛大学校卒(1期)。元海上自衛隊、1988年に定年(海将補)。防衛大学校教授(1999年まで)、常磐大学・筑波大学講師(2003年まで)。法学博士(1997年)。現在、軍事史学会理事、太平洋学会理事、学士会理事、岡崎研究所理事、呉市立海事博物館資料収集委員、横須賀市史編纂委員(「軍事編」委員長)などを務める
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