内容説明
「北進か?南進か?支那事変解決か?」対米英開戦から終戦まで、激烈な作戦論争の実態を明かす!大本営参謀として激動の渦中にあった著者が、機密のベールに包まれた参謀本部作戦課の動きを反省を込めて回顧する。
目次
第1章 山下訪独視察団秘史
第2章 大東亜戦争開戦への苦悶
第3章 大戦突入
第4章 終戦
第5章 作戦の回顧と反省
終章 大東亜戦争の意味
著者等紹介
高山信武[タカヤマシノブ]
明治39年生まれ。昭和10年陸軍大学校卒業。横須賀重砲兵連隊中隊長、2・26事件東京軍法会議判士、参謀本部部員、大本営参謀などを経て、戦後は第一復員省総務課長、統合幕僚会議事務局長、自衛隊北部方面総監を歴任。昭和39年退職。昭和62年10月16日死去
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