張家三代の興亡―孝文・作霖・学良の“見果てぬ夢”

張家三代の興亡―孝文・作霖・学良の“見果てぬ夢”

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784829502402
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C3021

内容説明

張学良は中国では英雄視されているが、蒋介石に身柄を拘束されて50年以上になる。李登輝台湾総統の手で解放された学良は現在はハワイで余生を送っている。学良と個人的に会談できた日本人は過去に二人しかいない。その一人である著者が、張作霖・張学良親子の波乱の人生と複雑怪奇な日本と中国の100年の歴史秘話を書き下ろす。

目次

清帝封禁の地、満洲
大元帥張作霖
男は夢を見る!
東方会議
参謀、河本大作
易幟の前奏曲
若きジェネラル、張学良
幻のフラワーロード
満洲事変異聞
リットン調査団
西安の岐路
厳加管束―籠の鳥
台湾移送
ワイキキの蒼い海

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

日・月

10
賭博場主を夢見て射殺された張孝文、皇帝を夢見て爆殺された張作霖、民国総裁を夢見て捕らえられた張学良。匪賊への興味ではなく、当時の生き証人による北伐や満州事変の“異聞”を知りたく。著者曰く、個人で学良と会見できた日本人2人のうちの1人だと。「歴史書は著者のスタンスによる史眼によって決まる」と自ら語るよう、学術書に比べると“?“と思う部分もありましたが、陸軍士官・戦闘機パイロット神鷲隊長・戦後復員省勤務という経歴の人物が記したものとしてみれば、当時のリアリティは充分感じられ興味を持って読めました。2024/09/29

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