内容説明
“世界の展根”“秘境”の変貌する姿。生々しい「奇習」鳥葬、珍しい一妻多夫制のナゾ、仏足石発見の感動。チベットに限りない愛惜を覚える著者が見たものは…。
目次
第1章 チベットの落日
第2章 ラダック、地獄への道
第3章 ネパール、日本のふるさと
第4章 ブータン、お伽の国
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fried_bogy
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でえれえ面白い2022/03/04
ナウラガー_2012
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【チベット関連書籍】①ハインリッヒ・ハーラーというオーストリア人のチベット潜入記『チベットの7年』②『チベット旅行記(河口慧海)』③『秘境西域八年の潜行(西川一三)』④『チベット潜行十年(木村肥佐生)』⑤『蔵蒙旅行記(寺本婉雅)』⑥『チベット(多田等観)』⑦『西蔵(青木文教)』
ナウラガー_2012
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ジグミ・シンゲ・ワンチュクの提唱で国民総幸福論(Gross National Product)が世界に発信された。男性物は「ゴ」、女性物は「キラ」と呼ばれている民族衣装を日常的に着る/黒い穂の稲は”赤米”で少し粘り気があって白米よりも好まれる/スージャ(バター茶)/チベットやネパールとおなじくブータンでも家から出家を出せば七代まで救われるという思想もあり、子が増えれば 田畑も減り、お互いに貧乏するので子沢山の家は口減らしのために子を寺に預ける
ナウラガー_2012
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仲人の心付、衣裳や葬儀など/釈迦族:ネパ-ルで敬意を払われており金銀細工の特殊な美術製品製造などの職に就く人が多く、生き神様もこの族の出身のよう/ネパールの神様は3つの目を持っていて、第三の目は額に縦についていて世の中の事を何でも見通す/ブータン(”高地”の意):九州を一回り大きくしたくらいの面積、高地2,3000mに120万人が住む。自国の国の人は”雷竜の国(ドゥルック・ユル)”と呼んでいる。世界一の雨量地帯で年間5000mmに達する。妻訪い婚(夜這い)のある国。1972にブータン王国の国王
ナウラガー_2012
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前世からの業(kaman)/舌を出す→最上の礼儀、昔この国が攻められて降伏した時に敵の王様に嘘は『母の肉にかけて(アメシャ)』申しません。と舌を出し、王様は許した。以来、絶対服従の時には舌を出す習慣が出来た/ラダックの人は良い子は悪霊がさらっていくと考えるため性別が分からないような名前を付けたりする。男子に(ロクバ:悪いヤツの意)とか女子に(ロクマ:醜い女の子の意)など。子供の額から鼻柱にかけて汚い黒色の印を付けたりする/”親父の苦労は嫁の世話”というチベットの諺→正式な結婚には大金がかかる。贈り物