内容説明
ドイツ体育連盟が「正式に」発足した1868年から、第一次世界大戦までの期間を主として取り扱う。ドイツ体育連盟が、地域から地方・全国へと組織されたスポーツ組織である事実を考慮して、本書では地域‐地方‐圏‐全国の順に叙述。この期の地域・地方・圏・連盟のそれぞれの対立・協調活動の中から、また地域の自主性と連合組織のリーダーシップ等の中から、我々がこれからのわが国のスポーツの組織的活動に関し学ぶことは多いと考えられる。
目次
第7章 地域体育会(TV)の発展(ドイツ体育連盟設立期の地域体育会の組織と活動;地域体育会の組織と活動の推移)
第8章 地方体育連合(Gau)の発展(ドイツ体育連盟設立期の地方体育連合の組織と活動;地方体育連合の組織と活動の推移)
第9章 圏体育連合(Kreis)の発展(ドイツ体育連盟設立期の圏体育連合の組織と活動;圏体育連合の組織と活動の推移)
第10章 ドイツ体育連盟(DT)の発展(ドイツ体育連盟の思想の推移;ドイツ体育連盟の組織と活動の推移)
著者等紹介
成田十次郎[ナリタジュウジロウ]
1933年高知県に生まれる。1960年東京大学大学院博士課程修了。教育学博士。現在、高知女子大学学長・筑波大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。