出版社内容情報
岐阜県郡上市、白山のふもとにある石徹白(いとしろ)は、雪深い山あいの小さな集落。
この地で、自然とともに、暮らしと手しごとをまっすぐにつなぎながら日々を営んでいるのが、
石徹白洋品店の店主・平野馨生里さんです。
都会での生活を離れ、家族とともに石徹白へ移り住んで十余年。
“たつけ”や“はかま”といった伝統の衣を、草木で染め、直線裁ちで仕立てる。
そうした手仕事を軸に、畑を耕し、漬物を漬け、子どもを育て、地域の人々と日々を分かち合う―。
その暮らしは、どこを切り取っても自然と地続きで、静かに、けれど力強く営まれています。
服をつくることも、食を整えることも、子を育むことも、どれも「暮らし」のなかの一場面。
自然とともに生きるとはどういうことかを、あたたかい言葉とともにそっと教えてくれます。
ものごとの「はじまり」に立ち返りたくなったとき。
手のぬくもりを思い出したいとき。
静かに背中を押してくれるはずです。
【目次】
内容説明
幸せに生きるため山里で起業した女性の奮闘記!
目次
第1章 石徹白に住みたい!
第2章 「たつけ」と出合う
第3章 草木染めと店の建築
第4章 藍染めに挑戦する
第5章 株式会社を設立する
第6章 石徹白洋品店のものづくり
第7章 生み出すことと広めること
第8章 私たちの未来
著者等紹介
平野馨生里[ヒラノカオリ]
1981年岐阜県生まれ。石徹白洋品店店主。慶應大学総合政策学部卒業後、PR会社に就職。郷里の岐阜の地域づくりに惹かれUターンし、結婚後2011年に県内の石徹白集落に移住。12年石徹白洋品店を創業。地域に伝わる野良着をリデザインし、地元の植物で草木染めや藍染めを行う。自然の中で4人の子どもを育てながら仕事をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しばわんこ
-
- 電子書籍
- キスの記憶は消えない【分冊】 7巻 ハ…
-
- 和書
- 英国特派員の明治紀行




