内容説明
強欲都市ヴェルゼンハイムをわが物顔で支配する一族、その名も―マスケイン一家は一夜にして滅んだ。“マスケイン一家の暴児”として恐れられていたディクセリオ、通称ディックは死んだはずだったが、時空を超越する存在となり、都市を渡り歩いていた。なんの目的で、なにを為すために?ここで為すことがなにに繋がるのか。イグナシス。リグザリオ。二者の対立の中で、この不可思議な物語の中で、ディックは復讐を渇望する。そして、ディックは学園都市ツェルニに立っていた―。『鋼殻のレギオス』本編と前史『レジェンド・オブ・レギオス』シリーズを縦横に活躍する、謎の男ディクセリオ・マスケイン。彼の謎を明らかにすることは、レギオス世界全体の謎の解明につながる―。増殖する“レギオス・ワールド”の決定版となるバイオレンス・ファンタジー第二弾。
著者等紹介
雨木シュウスケ[アマギシュウスケ]
第15回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作『マテリアルナイト 少女は巨人と踊る』(富士見ファンタジア文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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セディ
4
こっちを読むとなんとなく本編?のほうが。ああそうだったのかとわかりやすくなる。こちらのディックはなんとなくあまりよい印象がない。主人公なのにw2010/08/25
でーたべーす
2
ディック、ツェルニへ。主人公っぽくない行動を起こすディックですが、そこがなんだか人間らしくていい気がします。2011/11/12
こんこん
2
だから外伝ってレベルじゃ……。こっちを読んでおかないと、きっと火神はなんだかよく分からん説明されて終わっちゃうんだろうなあ、本編。あと、ニルさんはやっぱり黒くないといかんと思った次第。2009/11/30
るーしぇ
1
ディックが今のように多少丸くなる切っ掛け、か。2011/08/20
クロフォン
1
いや~。外伝ねぇ~・・・。1巻に比べて面白くなったかな。まぁシリーズ全て読んでいる人は楽しめるよね。今回はよかったかな。本編の方も納得だにゃ2010/01/29
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