内容説明
度重なる資源戦争により荒廃した世界。人類は生き延びるために亜空間増設システム“オーロラ・フィールド”を開発、世界はオーロラの壁で隔絶され、それから数百年の時が流れた。未来に起こる不吉を察知し眠りから目覚めたサヤ。原因を探るアイレインとサヤを“狼面衆”が襲う。その最中アイレインはディックと名乗る赤髪の男と出会い、幻を視る。全てが死に絶え荒れ果てた大地、天を突く巨大な移動する都市。あれは世界の未来なのか?同時に見つかったオーロラ・フィールドの異常と、現れた双子の少女ニリスとリリス―。イグナシスの野望と、やがて明らかになる世界の真実。滅びゆく世界で、アイレインは真実に向き合うため、戦う。
著者等紹介
雨木シュウスケ[アマギシュウスケ]
第15回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作『マテリアルナイト 少女は巨人と踊る』(富士見ファンタジア文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KEI
1
購入。「鋼殻のレギオス」の前世譚2巻目。なんか、ご都合展開があるなぁと、読書スピードがダウン。自分の中に世界観を構築するために続けて読んだのがいけなかったかな。でも、だんだんと本編と繋がっていくと、何故か妙なテンションに・・・。前巻で書くのを忘れていた、アイレインの背中に存在する「もう一つの器官」。これがどうやら「剄脈」なのか・・・それとも別物か。「剄脈」ならリーリンは・・・。汚染獣らしき物も現れましたし、異形化した異民予想は残念ながらハズレの模様(苦笑)。とりあえず、最終巻を読む。2010/03/03
根雨一郎
1
オッサンという生き物は、無惨で無様でなお、格好いい。2008/09/22
氷羽よく
0
本物の妹(ニルフィリア)よりサヤの方がかわいい2011/08/12
matsu0310
0
☆☆2010/07/25
じねん
0
んー、とりあえずレギオス顕現読もうかな。それにしても、へぇそういうことですかー・・・分離マザーIVとかさ・・・2008/12/24