内容説明
わずか17音の短く、つましい定型詩、俳句。それは、魅了する詩型である。句会、結社、師弟関係を積極的な俳句の仕組みととらえ、俳句とは何かから切字の効用まで、本質論かつ技巧論を縦横に綴る、気鋭の俳人の第一評論集。
目次
なぜ「第二芸術」か
閉鎖性と普遍性
古典への道のり
作り手と読み手
師弟関係
取り合わせ
ポエジーをめぐって
難解ということ
自然との約束
ポエジーふたたび〔ほか〕
著者等紹介
小川軽舟[オガワケイシュウ]
昭和36年、千葉に生まれる。昭和59年、東京大学法学部卒業、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)に入行。昭和61年、「鷹」入会、藤田湘子に師事。平成11年より「鷹」編集長。平成14年、句集『近所』により第二十五回俳人協会新人賞受賞。俳人協会会員
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