関根勤×江戸木純 シネマ十番勝負

関根 勤/江戸木 純【著】

富士見書房（2003/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 191p／高さ 21cm
• 商品コード 9784829175361
• NDC分類 778.04
• Cコード C0095

内容説明

江戸木純ＶＳ関根勤。映画館、俳優、コメディ、ホラー、サイテー映画、映画マル秘裏話、ベストムービーまでムービートークで大バトル！勝つのはどっちだ。

目次

一番ステキな映画館はここだ！
子供の頃に観て「超スゲエ！！」と思った映画は！？
強烈すぎる悪役対決！！一番悪いのはこいつだ！！
鳥肌ゾワ～　最恐の映画はこれだ…！
こりゃ笑える！コメディムービーの頂点はどれだ！？
映画ファンが憧れてしまう俳優ＮＯ．１決定戦！！
最もサイテーな映画体験っ！！
映画「タイトル」マッチ
大人になって観て「スゲェ！！」と思った映画はこれだ！！
映画ファンが思わず憧れてしまう俳優ＮＯ．１決定戦！　現役編
凄い演出・ヘンな演出の映画はこれだ！！
デートで観るべき映画はこれだ！！
究極のベスト１ムービーはこれだ！！

著者等紹介

関根勤［セキネツトム］
１９５３年８月２１日東京都港区生まれ。ＴＢＳ「ぎんざＮＯＷ！」の素人コメディアン道場に出場し、５週連続勝ち抜き初代チャンピオンに。その後「ぎんざＮＯＷ！」にレギュラー出演。デビューがうさぎ年ということで、桂三枝師匠に「ラビット関根」という芸名をいただく。’８２年ＡＮＢ「欽ちゃんのどこまでやるの？」にレギュラー出演し、番組内容により関根勤となる。テレビ、ラジオにレギュラー番組多数。自ら主催する舞台「カンコンキンシアター」も年一度公演と、各方面で活躍中。格闘技にも精通する

江戸木純［エドキジュン］
１９６２年東京生まれ。外国映画の字幕・吹替版製作会社、版権輸入会社を経てフリーに。映画評論家として「週刊プレイボーイ」「ダイム」など数多くの雑誌に映画評を執筆する傍ら、配給宣伝プロデューサーとしても活躍。’９８年に有限会社エデンを設立し、『ムトゥ　踊るマハラジャ』『ロッタちゃん　はじめてのおつかい』『処刑人』など既存の配給会社が扱わない知られざる傑作、怪作を積極的に日本に紹介している。また、’０２年には日中合作映画『王様の漢方』をプロデュース
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感想・レビュー

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[国士舘大学そっくりおじさん・寺]

ご存じ関根勤が映画評論家・江戸木純とした映画にまつわる１２本の対談。関根さんの本は大概読んでいるが、これは未読だった。関根本は註釈でギャグを足しているものがよくあるが、これもその１冊。ジェシカ・ラングという女優の註釈に「『キングコング』の時は太股が良くて、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』の時は鎖骨が良かった。」と書くセンスが関根勤らしくて良い。関根さんから聞きたいのはいつもこういう味わいの一言である。３本目の対談から双方の会話に後からギャグを足しているのがわかる。サービス精神の発露であろう。楽しく読了。

2016/02/24