内容説明
三十年間の作品200句を自選自解。吟行の楽しさを語る紀行文あり、波郷・友二を師系とする作句工房の開陳あり、故人追懐の秘話あり、辛酸の日々を回想する私小説の趣あり、世情に和し人情に通じる篤実な著者は芭蕉のいう「俳諧はなくてもありぬべし」の境地にすらあるようにみえる。異色の自解随筆集。
著者等紹介
小笠原和男[オガサワラカズオ]
大正13年、愛知県碧南市に生まれる。「初蝶」主宰。俳人協会評議員
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