内容説明
絹雲や羅馬の快楽きざむ石。『絹雲』という題名は、一九八九年の十一月、モロッコのフェズ近郊にある大ローマ帝国の遺跡・ヴォルピリスで作った句から取った。著者第一句集。
目次
第1章 谷
第2章 川
間奏曲 船
第3章 星
第4章 火
著者等紹介
小長井和子[コナガイカズコ]
昭和5年5月27日、東京市四谷区に生まれる。平成元年より金子兜太に師事。『海程』『遊牧』同人。現代俳句協会会員。国際俳句交流協会会員
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