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内容説明
二月一四日バレンタインデー。誓護は妹の祈祝と一緒に、自宅でチョコレート作りを楽しんでいた。そのとき、ぴんぽ~んと、チャイムが鳴り。「はいは~い…ってアコニット!?」アコニットは、冥府で人界の菓子“トリュフ”にすっかり心酔。“トリュフ”食べたさに、冥府には黙って人界へきてしまったのだ。彼女は、近所にある菓子工場のバレンタイン・イベントへ連れて行くよう誓護にせがむ。そのわがままに付き合い、いのりとともに出かけた誓護。しかしそこで、アコニットは何者かに襲われる。空間が揺らぎ、フラグメントが発動する。絶対的な恐怖を呼び起こされ、狼狽するアコニットから漏出した稲妻が、菓子工場を破壊するが―。アコニットの過去の一端、そして冥府を覆う不穏な策動が見え始める、スリリングな猛毒のネオ幻想奇譚第3弾。
著者等紹介
海冬レイジ[カイトウレイジ]
北海道札幌駅周辺に在住。1月8日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
geranium
1
ヘンゼルとグレーテル回。相変わらず中二感満載で面白いんだけど、いのりをどう扱っていいか作者が悩んでるような気がしてしまいました。こういうおとなしい良い子キャラって空気になりがちで、主人公のシスコン設定もあんまり生きてないような…。次巻以降ミステリー要素無くなってちゃうんですね…この申し分程度の謎解きが良かったんですが、うーむ…。2013/11/24
指
1
Amici in rebus adversis cognoscuntur. は「友人は逆境に於いて認識される」だそうな。2010/06/16
クロフォン
1
ちびアニコットいいですな・^2008/11/20
いんちょ
0
2008-02142016/03/06
ラノベ大好き
0
アコニットちゃんが可愛かった。リヤナちゃんもなかなかかわいい。暗い事情があって嫌々命令に従っている敵側のヒロインを助ける展開ってなんか萌えるよね。あとどうでもいいけど口絵のフードの男(クリソピルム?)のイラストがなぜか無性に笑ってしまったw人物名と紹介文の「?」のせいで、何言ってるか全然分からず首をかしげている姿に見えて何かアホっぽいw2014/02/25
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