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内容説明
千尋と千広の入れ替わり事件からしばらく後。華族の恒例行事、年末年始のパーティに向け、準備に追われる佐倉邸。忙しく立ち働くメイドの吉香だが、千広が残した言葉にその心は揺れていた。『その手が、君自身の手でなかったとしても?』あちらの世界で真琴と過ごした幸せな時間。ご主人様とメイドとしてではなく、幼なじみの二人として、手を繋ぎ笑い合った大切なその時間は、もう二度と戻らない。叶わぬ想いに苦しむ吉香。そんな折、佐倉邸に新たな執事、雅成がやってくる。しかしこの雅成という青年、服はボロボロ、視線はキョロキョロ落ち着きがなく挙動不審。違和感を覚えた吉香は、とある事実に思い至る。(もしかして、この人も―!?)見た目は♂。でも中身は♀。これで4人目の入れ替わり!?♂♀入れ替わりラブ・コメディ。
著者等紹介
鷹野祐希[タカノユウキ]
講談社X文庫ホワイトハートでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyan
1
あちらの世界の吉朗と麻琴は同じ高校生で、こちらの世界の真琴と吉香は身分差のある主従。自由に想い合えることに憧れ、焦れ焦れするご主人とメイドが素敵だった。2010/02/18
小麦茶
0
薄い2011/04/27
シュタインズ
0
けっこう面白い2011/01/20
ねいこ
0
諒子と千尋のその後がちょっと分かって良かった。向こう側はあの後どうなったんだろう。2010/08/01
felis
0
好い〜〜っ!もどかしさを感じさせるような きゅ〜んと来るような恋心の描写がたっぷり. いや,前の2巻で,軽いコメディ系で楽しい…. そんなイメージでとらえていて,おっ,3だなと 軽く求めてきて読んだので,完全予想外の当り. 引き寄せられるけどくっつかないでいるあたりの なんとも美味しいところをたっぷり堪能しました. 記憶違いかと思って1・2の感想を見直したけど… やはり,こんな印象はもっていなかった. 少し時間を置いて,1から読み返してみよう.2006/12/14