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出版社内容情報
薫と千太郎の友情と、絡み合う恋の行方は?
66年、九州。転入生の薫(かおる)は、不良の千太郎(せんたろう)と、ジャズを通じて友情を深めていく。その中で、薫は律子(りつこ)を想い、律子が恋する千太郎は、百合香(ゆりか)に夢中で…。友情と恋が交錯し、彼らの青春は予想外の方向へ転がりだす…!?
●収録作品/坂道のアポロン(3)/バグズ・コンチェルト
小玉 ユキ[コダマ ユキ]
著・文・その他
1 ~ 1件/全1件
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Ritzのざっくり本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
66
全ての恋が一方通行なのか、ひとつだけ微妙に不穏に動き出しているのか、もやっとしつつも甘酸っぱい日々の中、恋より友情にきゅーーーんとさせられっぱなし!お互いの苦しみも少しずつ見せ合えるようになってきた薫と千太郎が切なくもかわいくて、もうこのまま友情路線で突き進んでほしい!!と思うほど、純粋でいい関係だなあ♡2019/09/08
匠
61
けっこうテンポ良く話が展開されていく。季節はもうクリスマス。偶然街でバッタリ会った律子と、ドギマギ加減のままでいくのかと思ったら、けっこう大胆さもある薫君(笑)さらに、千太郎の生い立ちや、ドラムを好きになった理由などが明かされる。律子と薫の糸電話での会話も印象的。また、生き別れた母親を訪ねるべく東京へ行く薫に見せる千太郎の友情もいいし、潤兄を訪ねた際に出会った学生の「最高じゃないか、一緒にバカやれる友達なんて。大事にしろよ、恋愛と違って友情ってのは一生もんだからな」という言葉が、すごく心に残った。2013/03/13
パンジャビ
38
今までイイハナシダナーと甘酸っぱく読んでいたけど、ここに来て、薫が律っちゃんにキスして、フラれて、落ち込んで、東京にお母さんに会いに行って…と急展開で、読んでるだけで胸がツキツキした。薫がそんなにガッツがあるなんて思わなかったなぁ。でもお母さんに会う時には足がすくんでしまって、それを上手くフォローしてるのが千太郎。いいコンビ。千太郎も、いわゆる「混血児」だったのね。小さい頃はホント外国の子って感じだったんだねー。Kindle無料版もここまで。続き借りに行ったらレンタル中。代わりにアニメのサントラ借りてきた2015/01/16
まろんぱぱ♪
36
表紙の律子、美しいです。薫君、暴走(笑)相互理解と新しい世界へ一歩のターンです。千太郎、薫、律子の思いが動きます、けど、大人じゃあないから、まだまだ(笑)ひょんなことから、薫と千太郎の旅が始まります。これって薫が母との決別のフラグ?考え過ぎかな?「恋愛と違って、友情は一生もん」いい言葉。しかし、今なら許されない表現ですね、未成年の飲酒、いいのかなぁ?(笑)淳一の隠された一面が見えます。皆にとっての憧れの大人、次ですね(^.^)b2015/09/12
saki@まったり更新中
34
やっぱりアニメは駆け足なんだなぁ・・・もっと時間かけられれば端折られてる所もちゃんと描かれるのに・・・とちょっぴり残念。でも要所は押さえてるのでそれでもいいかな・・・尺あるもんねぇ。千の出自とか、薫と千の交流とか胸が熱くなりました。思わず告って唇奪っちゃってからの律っちゃんと薫さん、百合香さん、淳兄。それぞれの交錯する想い。そして薫さんのお母さん・・・いいとこで・・・終わる。千と薫さんの背中を押す行動は温かい気持ちになる。同時収録の虫との共存してる女の子の話。これも良かった。2012/06/26