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内容説明
北海道に公営カジノの実験場構想が持ち上がった。その裏スタッフに、国定ヒロトの祖父・初代バクトの名が。しかもそこで、初代バクトは〈ダランベール原理〉を試そうとしているらしい…。初代バクトの思惑を潰し、因縁に決着を付けるべくヒロトは動き出すが、彼の前に沙都里の従弟・カガトが立ちはだかった!音無を人質に取られ、カガトとの命をかけた一体一の勝負に臨むヒロト。しかし、カガトの天運の前にヒロトは敗れ、街の闇に飲み込まれてしまった―。負け犬となり、ヒロトは醜態をさらし続ける。そんなヒロトに光明を与えたのは、他ならぬ因縁深き己の祖父だった!初代を越えてこそ二代目。避けては通れぬ最後の大一番が、刻一刻と近付いていた!!第4回富士見ヤングミステリー大賞を受賞し、異例の速度で駆け抜けた、異色のギャンブル・ミステリー・シリーズついに完結。
著者等紹介
海冬レイジ[カイトウレイジ]
第4回富士見ヤングミステリー大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鑑真@本の虫
1
最終巻。 ついに公営カジノが設立され、揺れ動く賭博事情。 そして、暗躍する謎の代打ち・カガト。 様々な思惑と共に、繰り広げられる賭け勝負。 最終巻らしい怒濤の展開だったが、やはり少々表現力が足りない。惜しむらくは、曖昧に終わった相関の結果だろうか。 ダランベールを得ることができたのかどうかは、一読の後に。2014/04/19
真林
0
完結。最後の博打は丁半。公営カジノなどの大胆なエピソードは楽しめましたが、このシリーズは終盤になるにつれてルールが簡素で盛り上がりに欠ける博打になっていきましたね。その分ライバル関係や家族の因業などの掘り下げが代わりにあったわけなのですが。ただその結末である後日談的エピソードが語られないのはもったいない。2015/09/15
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