富士見ミステリー文庫
12月の銃と少女―BAD×BUDDY

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  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829162934
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

12月。ジングルベルがなる聖夜間近のアトランタ。(最悪だ…!!)ホンダはぎりぎりと歯ぎしりする。女難、盗難、金難、法難。世に災難はつきもの。けれどここ数日、やることなすこと上手くいかない。高笑いする美少女と、瓦礫に埋もれた自分と上司―。「気に入らない…断固として気に入らないぞ!!」ホンダ・ヒロユキ。連邦本部勤務のエリート刑事。しかし、ソリの合わない刑事部長と揉めた挙げ句に、アトランタに左遷される。着任早々、遭遇したのは物取りの現場。持ち前の正義感から首を突っ込むが、捕らえるべき相手を読み違え―!?「…この仕事、向いてないんじゃない?」クールな年下の上司ウォルター。「容赦しないわよ、レッティー一家の名にかけて!」復讐に燃えるマフィアの爆弾娘ヴィスコ。ぶっとんだ出会いで幕を開けたアトランタ第一日目は、しかし更なる災難への序曲でしかなかった!?連続爆破事件に追われる警察局、麻薬、売春、何でもござれの犯罪天国。そして出会った淋しげな瞳をした一人の少女―。聖歌と硝煙、光と闇が交わる街。ホンダと相棒の、アトランタでの12月が始まった―。

著者等紹介

吉田茄矢[ヨシダカヤ]
東京都在住。ゲーム会社勤務を経て、第四回富士見ヤングミステリー大賞最終選考作となる『BAD×BUDDY 12月の銃と少女』で小説デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツキシキ

0
ハードボイルド!ラノベでこういうジャンルは初めて読んだ。人間クサイとこが魅力的。2014/09/23

schizophonic

0
はみだしものの熱血刑事が、いわくありげな女性と知り合い、そりの合わない年下上司と罵り合い、勘違いから兄の仇とつきまとってくる爆弾娘に悩まされながら、街の巨悪と立ち向かうってあたりはテンプレながらも、軽快に読める。しかし、クライマックスは、意外な要素が盛られた、凡百のハードボイルドと一線を画す名シーンがあり、そこにしびれた。2012/06/30

higurashi

0
いかにもライトノベルって感じの表紙とは違い、中身はむしろ一般文芸に近い。左遷された元エリート刑事、マフィア、爆弾魔、娼婦などがキーワードで、あとがきで作者も言っているように、ラノベ向けの要素は後付けなのがよくわかる。つまらなくはないんだけど、登場人物が多く、その割にまとまりがない感じ。ヴィスコと協力して事件解決と思ったが、利害が一致してた時だけだしか出てこなかった。口絵と表紙に騙されたー。2012/04/08

PERL

0
吉田先生は今何処で何をしているのやら。続刊が見つからない…2008/11/08

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