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内容説明
「空なんておとぎばなしにしかないって、聞いたよ。むかしむかし、人間が地上ってとこに住んでいたときのおとぎばなしって」少年の言葉に、にっこり笑った爺さんは頭上を―息のつまりそうに赤く、ごつごつした都市天蓋を指差した。「あの天井の向こう側に、空があるんじゃよ」そこは上空を完全に閉ざされた地下都市。誰もが行き場をなくした場所で、“悪魔”の異名を誇る殺し屋の少年リョウと天使の少女ユラは出会う。やがて、二人は世界を統べる“天使三原則”の謎に立ち向かうのだった。天界と地界、光と陰が交錯するエンジェリック・ミステリー誕生。
著者等紹介
三田誠[サンダマコト]
1977年神戸に生まれ、現在はグループSNEに所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いんちょ
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2004-1014-291.2015/04/05
K-Wing
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ミステリー?って感じやね。 まだこれから続きがありそうな終わり方だったけど出てないみたいやな、残念だ。 2013/12/05
schizophonic
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ロボット三原則を下敷きにした、「天使三原則」の謎に迫る。本家アシモフの『鋼鉄都市』に似た三原則によれば不可能な行為をいかにして行ったのかシチュエーションも登場。『鋼鉄都市』のようなガチガチの本格ミステリではないものの、世界観はある程度練られているので、天使三原則に関するプロットも、それなりい説得力があると思います。2013/04/19
こんこん
0
なんともらしい「謎解き」でした。でも単発で使い切るのはちょいとおしい面々だなあ、これ。2010/05/24
ササ
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あとがき読んでびっくり。これミステリーじゃないだろwwwwwww2009/08/12