富士見ミステリー文庫<br> 黄泉近き神を継ぐ里―東京タブロイド〈4〉

富士見ミステリー文庫
黄泉近き神を継ぐ里―東京タブロイド〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829161494
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「走れ!」遊馬は、麻衣子の手を握り叫んだ。深い森の中、降りしきる豪雨、稲光が迫り来る影を一瞬照らす―刀を持った山姥。遊馬は強い殺意を感じ、恐怖した。ある青年に送られた殺人の撮されたフィルム。その取材のため、オカルト新聞記者―天瑞遊馬と聖麻衣子は、魔女のキザイアを伴い、奥多摩の最奥“御名神村”を訪れる。妖を謳う俳句、傷を持つマスクの復員兵、屋敷に幻の如く出現する美女、謎が交錯し殺人が起こるが…。遊馬は、果たして事件の謎を解き明かせるのか?昭和29年、人心になお巣喰う闇を描く冒険ミステリー第四弾。

著者等紹介

水城正太郎[ミズキショウタロウ]
「ホビー・データ」を経て現在ゲーム製作集団「Aチーム」主宰。ゲームコンテンツ製作の傍ら執筆活動を開始する。『東京タブロイド』シリーズがデビューシリーズ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

schizophonic

1
全編、横溝正史パロディのような調子で進むのだが、ある横溝作品を代表するアイコンに、珍妙な解釈を施したくだりにウける。あと、見立て殺人のくだりには、どう反応したらよいか分からん。2013/08/11

ナギ

0
昭和29年、新聞記者の主人公の会社に、ある青年から殺人フィルムが持ち込まれる。取材のため、山奥の村に訪れた主人公たち。招かれた屋敷での殺人事件の謎や村の真実に迫る。「犬神家の一族」を意識した話。ホラー要素がたっぷりあって好きです。2013/11/30

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