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内容説明
地上の覇権を巡っての、悪魔たちと神々との闘いは熾烈を極めた。人類を巻き込んだこの二大勢力の闘いは、神々が引き起こした『大洪水』によって、神の軍団が悪魔の軍団に一時的な勝利をもたらした。生き残った人々も、神々を信奉するメシア教の支配の下、表面上は平和な生活を営んでいた。そんな時代、ジャンク屋の息子ジンは奇妙な夢の啓示を受ける。夢に現れたどこか見覚えのある少女が、ジンの住む街が神々によって消滅させられると告げたのだ―超人気RPG「真・女神転生」シリーズから生まれたオリジナル・ノベライズ第二弾。
著者等紹介
吉村夜[ヨシムラヨル]
昭和47年、千葉県に生まれる。第11回ファンタジア長編小説大賞で『魔魚戦記』が準入選を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
6
真・女神転生2!というより前作のノベルの2!これはこれでよく出来ていた。あまりにも弱い主人公なのがよかったよな。2021/11/16
史
4
魔神カンデオン。実は真・女神転生2をやったことはない。だからどれくらい枠外なのかわからない。しかしながらそれでもこのポストアポカリプス対ディストピアの世界観は味わい深く、そこに英雄となってしまった転生少年が付け加えられたら、これ以上もなく美味でしょう。悪くない。2024/09/07
五十貝ボタン
1
前作に続けて読んだ。前作以上に「精神の旅」の要素が強く押し出されており、全編の半分くらいが精神世界(的なもの)の描写になっている。東京のごく片隅の物語として置かれていた前作に比べると、最終章のスケールはかなり大きく、地下世界とミレニアムの直接対決になっている。やや強引だが「女神」と「転生」をつなげる描写があるのも(強引だからこそ)好感触。物語の大半は「昔こんなことがあった」と聞かされるシーンと主人公が延々苦しめられる描写に費やされているため、ポストアポカリプスな世紀末小説の読み味。2020/09/28
すいみん
1
王道と言えば王道ですが、やはり原作やってないので、あれやこれや未解決の事柄が気になりますねぇ2015/07/18
両目隠れ
0
表紙2016/02/19
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- 2級漢字検定 〈’99〉