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内容説明
時は大正九年。特殊技能を活かした副業を終えたばかりの苦学生・速水タケルは、戻ってきた学生寮で不機嫌だった。「なんで尾行したんだ?」「君の力を見てみたかった。風水師なんだろう?」目の前では、同室者にして自称・親友の東儀雪彦が有無を言わせぬ口調で、話を進めている。「行方不明者を探して欲しい」それが全ての始まりだった。複数の行方不明事件、それを結ぶ奇妙な共通点、そこに隠された謎とは―?不思議な『かごめ歌』が響く時、一人、また一人と犠牲者は増えて行く!帝都の闇を舞台に風水的活劇ミステリー、堂々の開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キキハル
7
積読山脈の中からふと目に留まったので。 大正風俗と陰陽や風水が盛りだくさん。 面白かったです。せっかくなのであと二冊も読んでしまおう!2019/02/14
kaolu
1
風水、陰陽道、かごめ歌の謎など、オカルト伝奇要素が詰まっていておもしろかった。説明は少々ややこしく分かりづらかったが。大正時代が舞台というのもうれしい。そこまで時代背景が濃くないから普通に学園ものっぽくもあるんだけど。タケルの相棒、雪彦や西園寺先生の謎めいたキャラクターなどこの後も気になる。シリーズはあと二冊あるみたいだけど、完結はしてるのかな?2018/02/02
朱音
1
主人公が風水師であるのだが、普通に学園モノっぽい感じ。材料に風水とか使ってますけど?な程度。時代が大正なので雰囲気が素敵なのと、キャラ設定は面白いので、続きも期待できそう。さらっと読んでしまった。2009/02/20
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