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内容説明
「徳山さんって、春の雨みたい」小雨の降り出した鎌倉。花梨は甘い予感に胸躍らせ、隣の大学生・徳山にそうつぶやいた。その日突然デートすることになった花梨は、あじさい寺として有名な明月院を徳山と回っていた。だが、大仏の手のひらに乗った死体を発見し、またまた事件に巻き込まれてしまう。死体のそばに落ちていた小さな手がかり。それをもとに、花梨は、相棒・ワトソンとともに事件の調査を開始する。そして第二の殺人事件が起きたとき、二つの事件の背後に潜む、8年前の放火事件に辿り着く。謎が謎を呼ぶライトステップ・ミステリー、第2弾登場。
著者等紹介
じょうもん弥生[ジョウモンヤヨイ]
長野県生まれ。某メーカー輸出部に4年間勤務した後、転職。雑誌ライターを経て現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。