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内容説明
刃神マキシムに祝福された大地―シエナクェラス。そこには、7つの神器を戴くと主張する8つの国があった。物語は、両手剣の神器を奉じる“銀刀国”ガルネイから始まる。国の登録冒険者になる試験に集った5人―士官学校出身の駆け出し軍師、音痴な純潔お嬢様、超辛党の傭兵シャドウ、怪盗志願のエルフ、そして引きこもりで根暗なラルヴァ。彼らは言う、「働かずに楽して暮らしたい」…って冒険者としてどうなのさ!?秋田みやび流アンチ(?)王道リプレイ、開演。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃんころ
10
新種族・ラルヴァのリプレイを読みたくて、他を置いて先に手を。シナリオ的には安心の秋田節なんですが、パーティがまだ全然結束力が無い印象なのが…。じゃれあいは楽しいんだけど、どうも一時的にパーティ組んでます感があっていまひとつ。早く信頼が生まれると良いんだけど(^^; もう1つの新種族・シャドウは種族設定としても好みな上、ネダのリプレイも良いですねぇ(笑) ラルヴァにデーモンルーラーと、今までは無かった悪寄り要素がちょっと面白いです。これは次巻に期待が高まりますね。2012/11/30
真空 京
6
久しぶりにTRPGリプレイ本を読みました。秋田GMのリプレイシリーズは「へっぽこ」も「ぞんざい」も好きなので、期待して購入。TRPG未経験でルールをあんまり知らなくても楽しく読めるところが相変わらず素晴らしいです。またラルヴァとか斜に構えてそうな影のある種族が、本書では残念な3枚目キャラになっていて笑えます。キャラの掛け合いもおもしろいのですが、シエナクェラス地方の7つの神器に8つの国という謎めいた設定にも心惹かれています。リディウスの発言は時々漢前で好きなので応援。次巻も楽しみです。2012/12/16
Laune
4
みやびさんリプレイの新シリーズ、またも新地方の物語で、しかも新技能・新種族まで対応!シエナクェラス地方はかなり面白そうな設定満載なので、ぜひとも博物誌シリーズも出してほしい所です。相変わらず、みやびさんの柔軟な対応とプレイヤーたちの意外ながらも結果として堅実な行動に「おおー」と声を上げることしきり。しかし今回のリーダーは、ダイス目・メンタル共にかなり不安な人材ですね…(笑)2012/11/23
ちゃか
2
新しい地方が舞台ですねー。かつて蛮族に支配され、後に小神となった鍛冶師によって与えられて神器を用いて、国を興した地方。神より7つの神器を与えられた、国は、きがつくと8つになっていて。偽物を持っているとされた国は滅ぼされて、それでギスギスしているところもあるようで。冒険者がこの地域では、試験を受けることで、登録した冒険者に国から依頼を出すこともある、っていう仕組みが入っているようで、その辺は面白いかなーと思った。しかし、本当に分散行動が多いな、このパーティー。何のかんので、しっかりチームではあるようですが。2014/02/24
いちたりない朽木
2
秋田みやび先生著のSW2.0リプレイ1巻。 フェアリーフォースのときは、うん、まあ……だったけど、安定した面白さと泥臭さで安心したw ラルヴァとかデーモンルーラーとかニノンの黒さとか色々突っ込みどころ満載だけど、刃神マキシムの好感度が上がりすぎてやばい。 よーく考えた結果!「「戦う以外に道はなし!」」じゃねーよwww2013/01/02