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内容説明
ちょっとおバカでオタクな冒険者の少女・ソフィ。小さな地方都市・アクセリナで依頼を受けたソフィは、仲間たちとともに冒険に旅立つ。やがて訪れた不思議な遺跡。そこには怪しげな魔法装置があり、ソフィたちはふとしたきっかけでそれを起動させてしまう。流星のように夜空に飛び散る魔剣、そして各地で起こり始める不思議な事件。原因はやっぱり、あの装置!?藤澤さなえが描く爆笑とサプライズ満載のリプレイ、ここに開幕。スイートな冒険、お届けします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
21
リプレイ。このゲームの「魔剣」は、このくらい変なのを設定してもオッケーよ♪ということを教えてくれるシリーズ、てこと? 飛び去った無数の剣のなかには、ちゃんとまともな、というか普通の、ダンジョンを真面目に経営して冒険者を招き入れてくれる剣もありますかね? 冒頭の白い石の云々がなにを目的とした仕掛けだったのか、不思議です。キャラクターがすぐに見分けられたのは、序盤から個性が立っていたからでしょう。仲良しな掛け合いが楽しかったです。タビット(兎人)かわいいな、おばあちゃんだけど、魔法うまく発動しないけど(笑)。2017/12/17
しまふくろう
16
表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。セクシーというよりファンシーな感じが、エマーラおばあちゃんにぴったりで大変宜しい。 物語はうっかり封印を解いたせいで何振りもの魔剣があちこちへ飛んでいってしまった話。雰囲気がなんとなく封仙娘娘追宝録に近いけれど、もっとコメディ寄りなので気楽に楽しめる。女の子二人の「ある方」「ない方」という会話が面白かった。それ個性だったのか。2019/12/10
にゃんころ
9
他シリーズと比べると、ちょっと子供向けな雰囲気のあるリプレイになっている印象でしたが、GMが藤沢さなえという事で、それがとても良い味に感じられます。ただ、各人のエピソードはあったものの、なぜパーティになったのかという導入が薄かったもんで、あれあれ?という間に冒険に出てしまった気が(^^; 「魔剣」の導入はこれから面白くなりそうでワクワクしますね。1巻最後のオチは反則すぎる気が(笑)2011/12/24
ユラニト
4
読んでいなかった最終巻を手に入れたので1巻から再読です。 軽快なネタ、ノリのいいプレイヤーたち、内容は知っているのについ声を出して笑ってしまいます。マスタリング技術は成長し、けれども変わらずリドルや一味ひねったダンジョン、ストーリーはこんなセッションがしたい!という気持ちにさせられます。 TRPGって戦闘だけじゃないよね!2015/12/04
ふらい
2
地方紹介を兼ねたリプレイシリーズかな?と思ったらなんか色々とんでもなかった。第一話こそおとなしめなものの、二話三話とすごい発想が飛び出し、三話の終わり際にはもう本当アンタ・・・ってなる。プレイヤーが慣れてる人多いようで、それでGMは安心してぶっ飛んだのかなぁ? 一度召喚したムリアンが活躍し過ぎて次話で自重したっぽいストラールはすごく気を配ってる感じがする。2020/04/21