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内容説明
“十字疵”、“プルガトーリオ”、大門寺蔵人…数々の強敵を倒し、“至高天”から生まれた新たな命を守り抜いた“ケルベロス”のメンバー。それぞれが命をかけて貫き通した自らの「欲望」を成就させ、平穏な時間を手にしたはずの四人だが、彼らの前にかつてのFH幹部である“プランナー”都築京香が現れたとき、物語は再び大きく動き始める―。今明かされる、朱香出生の秘密とは!?大人気の異端レネゲイドアクションリプレイ、ついに衝撃のエンディング。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朧月
6
久しぶりの再読。完結まで一気に読みました。 このシリーズは朱香とミユキの考え方、立場が巻ごとにどんどん変わっていって、キャラクターの成長という面で非常に読み応えのあるシリーズでした。その上で、最終巻でのそれぞれの答えの出し方がすごく良かったです。ヒロイン?の真との関係性もおそらく空前絶後のユニークなモノで、このシリーズらしさがありました。自分が一番好きなリプレイシリーズです。2018/07/04
クローカ
4
TRPGリプレイ。前の巻が素晴らしいエンディングだったのでどう続けるのかと思いながら読みましたが、素晴らしき『劇場版完結篇』でありました。なんかもう泣かされすぎて冷静な判断が出来ない。今リプレイのメインテーマなんじゃねえの?ってぐらい良質な百合分(クライマックスの告白が素晴らしすぎて!)も摂取できましたし、物語としての素晴らしさ、マスタリング/プレイングの素晴らしさのどちらも兼ね備えた良質なリプレイ・シリーズだったと思います。面白かった!祝・完結!2011/09/01
葉月たまの
3
まさに劇場版、という感じの一冊だった♪。ついに終わった><。真くんと朱音ちゃんのラブラブが見れなくて残念><。でも、ラブラブを予感させる結末はありといえばありか♪。九鬼さんがセシリアさん、女子校しか許さないって、過保護すぎる><。正直、何だか、朱音ちゃんがPC1でヒロインみたいだった、シリーズずーっと通して(笑)。2014/08/18
m.murasaki
3
「だったら、世界にはまだしばらく苦いままでいてもらおう……」停滞の平穏を否定して、ラスボスと戦うのはよくあることだけど、自らのエゴを隠すことなく否定するのはデザイアのPCたちらしい選択ですね。ラスボスも独特な価値観で動いて居ることがよくわかる気持ち悪い人で面白かったです。真と朱香の掛け合いもかわいらしくてよかった。2011/06/28
culthouse
3
最初の巻から最後の巻まで一貫して「前向きな拒絶」の物語だったのだなと。素晴らしい。2011/06/24
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