富士見文庫 ノエルと蒼穹の未来―アリアンロッド・リプレイ・ルージュ〈４〉

菊池 たけし/Ｆ．Ｅ．Ａ．Ｒ．【著】

富士見書房（2007/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 382p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829145111
• NDC分類 798
• Cコード C0176

内容説明

大切な仲間の死。その悲しみを胸にノエルたちの旅は続く。だが、神殿を離反したクリスはぬれぎぬを着せられ、一行は全世界から追われる立場となっていた。数々の危機がフォア・ローゼスを襲う。そんな時、彼らを救ったのは、氷の魔法を操る謎の少年だった。さらには予期せぬ人物の助けも借りて、ノエルは母ノイエのいる北の最果ての地へとたどり着く。そこで一行を待っていたのは…。今、すべての真実は明かされ、ノエルの旅の終わりが、やって来る―。鬼才・菊池たけし渾身のリプレイ、ついにクライマックス！大爆笑と大感動がキミを待つ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[日向のじろきょー]

普通のダイス目同士の争いだと、「その時の力量差」という印象ですが、それがファンブルだと、例えば「何もないとこでつまずく」みたいな情景を思い浮かべてしまいます。ラスボス戦でもそんなヘッポコなダイス目を出しながら、決めるところはバッチリ決めてくれる。力丸乃りこというプレイヤーは本当に凄い人だと思います。トランと違う性格付けをしてくれた矢野さんのおかげで、「トランとは違う、でもどこか似てる魔術士」が生まれたのは良かったと思います。トランのライフパスにも復活がありましたし。

2014/03/14

[YUKI]

ラストの奇跡的な数値で感動。力丸さんは本当にすごい人だ！

2012/01/12

[ちゃか]

リプレイ完結。トランの抜けた穴を、王子が華麗に埋めてました。いや、傷をえぐるような言動しつつもちゃんとRPしてるから、さすがですよね。今回一番のツボは大首領……！「神の愛は……無限だ！」と叫んだクリスも格好良かったけど。やっぱり最終回にかけては、見せ場ばかりというか、格好よさがあちこちにあって、読んでいて楽しいですよねぇ。

2012/12/07

[れん]

大首領〜！(笑)矢野氏のハンドアウトでゲラゲラ笑ってしまったではないか。トランの想いの一部はレントに受け継がれ生きている。再生のライフパスは本当でした。ノエルがどうなるのかハラハラする展開でしたが、無事に終わって良かった。挿し絵も絶妙。感動の一冊でした。

2011/05/16

[るっぴぃ]

最後……、凄すぎる……。なんだあれ……、どうしてああうまくいくのか全然理解できない……。目元うるっと来るじゃないか……！　個人的には、レントの様なキャラは好きなのでアリで。

2011/03/16