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内容説明
「少女を護衛して父親の元の送り届ける」“ぺらぺらーず”が引き受けた新たな依頼は、一見簡単そうだがやっかいな問題をはらんでいた。届け先が悪名高い“混沌の王国”ファンドリアなのだ!ナゾの暗殺者たちを撃退しつつファンドリアに着いたものの、父親は行方不明。その背後には、おなじみの盗賊ギルドをはじめ、暗殺者ギルドや貿易商が絡む巨大な事件が横たわっていた!暗黒神ファラリスを国教とする闇の国に陰謀が渦を巻く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朧月
4
面白かった。 プレイヤー達の思考能力が高くて、感心します。少ないヒントから論理的に物語の背景を推理できるのはすごい。 しかし藤澤さんの考え方でたまーにあれ?ってことがあって楽しい。GMとの思考のズレはときにシナリオ失敗につながるけど、上手くプレイヤーにいじってもらえるなら、それはそれでアリですよね。2014/01/16
てんぱい
3
悪名高きファンドリアを舞台に。戦々恐々となる確信があったのになぜかシモの方へ行くのはこのパーティとGMだからかなぁ。手直しをする前の原稿が読みたい。2013/11/09
barcarola
2
クレスポなどはこの巻に限ったことでもないが、もはや笑いのレベルではない。読んでいて不快。冒険部分は悪くないのだが。2020/09/19
akiu
2
ファンドリアキャンペーン。シティアドベンチャーのシナリオを、この経験数でがしがしこなすマスタリングに感心するとともに、時折、天然で変テコな NPC のロールプレイを繰り出す GM に笑いました。無理してこんなエロい展開にする必要、全然ないよね…。戦闘はちょっと残念でしたが、グダグダになるのはぺらぺらーずのターンという感じですし、SRS 系の戦闘に慣れてしまった身からすると、搦め手からの攻略法がいろいろと存在する、ソードワールドのようなシステムにおいて、戦闘の管理は大変だろうなぁと思います。2012/04/25
ちゃか
1
ロマールの北方にある、混沌の王国ファンドリア。暗黒神であるファラリスの崇拝が認められている珍しい国。ただ、実はロマールとはよき商売相手として貿易しているんだとか。そんなファンドリアに赴くギルドメンバーの護衛としてぺらぺらーずが赴くことに。およそ護衛には向かないメンバーだと思うんだけど、随分と賭けに出たな依頼人……盗賊やらせているほうが安心できると思いますがねー。ま、PCたちがそんな国に行って、何の事件にも巻き込まれないはずもなく。またぞろ駆り出されているわけです。2014/03/16
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