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内容説明
ついに魔将たちの総攻撃が開始された!!この世界を救う力を持つ六つの鍵をめぐって、死闘が繰り広げられる!そして最大最強の魔将ディアネットを前にしたとき、明かされる驚愕の真実!彼を倒し、鍵をひとつにそろえるとき発動するのは、世界の全てを無に帰し、最初からやり直させるための“大粛清”装置だった!仲間であり、幼馴染でもあるアムの邪悪化を止めるため、エイジたちは最後の戦いへと向かう…。果たしてその先にあるのは!?奇才・菊池たけしと愉快な仲間たちが描く爆笑と感動のリプレイ、怒濤の勢いで突っ走るクライマックス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YUKI
4
王道を地で行くシナリオでしたが、主人公の最後の決断や終わり方、自分は好きです。 主人公の最終回の望ましい姿としては、英雄としての凱旋よりも、遠くで仲間たちのそれを見守りつつ去って行く後ろ姿だよね!と思ってしまうのは何かの影響なのだろうか(笑) 3巻通して、戦闘のギミックやPL達のナイスリアクション&やりとりが楽しい作品でした!2011/09/16
朧月
3
アリアンロッドリプレイ無印 最終巻。 シナリオ的には、ダンジョンもなければ、面倒な仕掛けもなく、ほぼ、戦闘オンリーのシナリオ。 これまでの巻でばらまいた伏線をひとつずつ消化しながら、まとめた巻です。 伏線の消化にかけてはやはり、きくたけは上手い。 他のGM著者も複雑な伏線を消化したシナリオのリプレイはあるものの、プレイヤーの提示した設定を上手いことまとめていくのはきくたけだけという印象。 戦闘だけの巻だけど、その分、最終戦闘は非常に読み応えがある。6レベルで、ウォーロードと戦ってもなんとかなるのかー。アリ2012/02/19
れん
3
最終回とは寂しいものです。爆笑シーンは勿論ありましたが、仲間が倒れていく姿は初心者TRPG者としては涙腺が緩みそうになりました。ベネットの自爆だけは最高でしたが。2011/03/02
日向のじろきょー
2
電子書籍版で読了。「世界が救われる」という言葉の意味というか……ルージュの時も思ったけど、エリンディルにおける「粛清」という歴史がドラマを彩るなあ、と素直に思ってしまった。エンディングにも軽く感動しました。リプレイって、フィクションとドキュメンタリーの要素を併せ持ってる感じがする。2015/09/17
あおいたくと@灯れ松明の火
2
ラストだというのにやはりテンションが笑いに傾いていた。このメンバーだからだろうか。熱いのに笑える。シリアスなのに笑える。今度こそ誰かを倒さなきゃと燃えるGMに笑える。王道といえるストーリー×個性的なキャストのお陰で、新米TRPG読者も非常に楽しめたシリーズでした。2013/02/04