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内容説明
神を喰らいし異形の獣“神喰”により荒廃した世界。人類の命運は、対“神喰”兵装・鎧霊装をふるう騎士たちの手にかかっていた。そんな世界に次元の門を超えてやってきた者がいた。それは―「待たせたな、みんな!勇者の登場だぜ!」“異世界の勇者”に憧れ、ひたすら修行を重ねた熱血バカの高校生・斎賀諫斗。だが、鎧霊装を呼び出せるのは女性だけ!?「じゃあ、俺は何しにこの世界に来たんだよ!?」「知るか!」騎士になれない自称・勇者の諫斗と、お目付役の少女騎士・ルナティが繰り広げる“覚醒”のバルトファンタジー!「覚悟しな―!!全員まとめて―喰らい斬るッ!!」
著者等紹介
草薙アキ[クサナギアキ]
1986年生まれ。第24回後期ファンタジア大賞銀賞&読者賞受賞作『神喰のエクスマキナ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
6
気持ちの良いお馬鹿は嫌いじゃないです。ちょっと足りないところもあるけど自分のすべてを欠けれるのは快男子と呼んでも良いんじゃないでしょうか。ただ、そうなった経緯がまだないのでそこは続きで補完して欲しいです。 まぁ、唯のお馬鹿でも良いのかもしれませんが。2013/08/23
nawade
6
★★★★☆ 第24回ファンタジア大賞銀賞受賞作。召喚されてもいないのに空間の扉を開けて自称押しかけ勇者がやってきた。だが、そこは女性が神喰と戦う女尊男卑の世界。主人公の価値観が認められら訳もなくといったところから始まる物語。主人公はお調子者なんだけど一本筋が通った性格でストーリーの方もそれに合わせたような形で明快にテンポ良く展開される。まさに直球勝負な作品。2013/08/21
1_k
4
異世界召還ものの変化球。場面や視点がぽんぽん飛ぶので、初めは読みにくく感じるも、慣れると非常にテンポがよろしい。これだけ設定を盛り込んだ話ならば、そういった尺を短くする工夫がいると言うことか。反面、感情移入が難しくなる欠点にもなる。個人的には、もっとオーソドックスな書き方で賄える範囲の話の方が好きですが。2013/09/05
山田
4
今まで理不尽に異世界に召喚された主人公の話はよく読んだけど、自分から勇者になりたくて異世界にやってきた主人公の話は初めて読んだ。読みやすいし面白かった。主人公のアホっぷりも見てて楽しいし、ヒロインのルナティも可愛かった。ただ、ルナティに心酔してるアークはかなり怖かった。2013/08/20
ちかもり@再出発
3
ほぼ完全な女権社会で、男がほぼ背景化している世界にやってきた主人公が無双してハーレムする話。ちょっと疑問点残しすぎじゃないですか。登場から英雄願望強すぎなんじゃないかな。なんで「異世界を」救いたいの。なぜ数値が異常に高いかはまあいいとしても、なんでこの世界に来ちゃったのとか、元の世界に対する未練ないのとかそういう描写もない。とにかく俺は強いんだ世界を救っちゃうんだの一点張り。いいんだけどもう少し説明あってもいいでしょ。しかも強さの源泉は神喰の力。なんだかなー。もう少し丁寧にお話を作ってほしいです。 2014/04/28
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